![]() |
冥途の旅はなぜ四十九日なのか | ||
著者 | 柳谷晃 | ||
出版社 | 青春出版社 | ||
サイズ | 新書 |
![]() ![]() |
|
発売日 | 2009年05月 | ||
価格 | 858円(税込) | ||
ISBN | 9784413042352 |
大仏殿も大仏像も、黄金比に近くできていることがわかります。(79ページ)
概要

曼荼羅
仏教には数字がつきまとう――四十九日、十二神将、十六羅漢。そして、恒河沙、阿僧祇といった大きな数も登場する。
数学をわかりやすく教えることをモットーにする著者が、仏教の世界観を数字で説明してくれる。
数学をわかりやすく教えることをモットーにする著者が、仏教の世界観を数字で説明してくれる。
レビュー
本書冒頭で、この世界の大きさを計算する。
1人の如来さまが管理する「1仏土」は100万光年。いきなり銀河系より広い範囲になる。これでは孫悟空が逃げ切れなかったことも頷ける。さらに、十万億仏土の彼方にある西方浄土までの距離は千京光年(10の19乗光年)。現代の宇宙論を超えている。

こんな感じで、仏教には掛け算を使った大数が多く登場する。
大きな数に対する感覚がないとか、位取りが苦手という方は、仏教の数字の世界でトレーニングしてみてはどうだろう。
1人の如来さまが管理する「1仏土」は100万光年。いきなり銀河系より広い範囲になる。これでは孫悟空が逃げ切れなかったことも頷ける。さらに、十万億仏土の彼方にある西方浄土までの距離は千京光年(10の19乗光年)。現代の宇宙論を超えている。

こんな感じで、仏教には掛け算を使った大数が多く登場する。
大きな数に対する感覚がないとか、位取りが苦手という方は、仏教の数字の世界でトレーニングしてみてはどうだろう。
(2011年2月17日 読了)
参考サイト
- 冥途の旅はなぜ四十九日なのか:青春出版社
- 『キリスト教は邪教です!?』(フリードリッヒ.ヴィルヘルム・ニーチェ/適菜 収,2005年04月)
- 『イエスはなぜわがままなのか』(岡野昌雄,2008年06月)
- 柳谷晃=著(2009年05月)
- 『完全教祖マニュアル』(架神恭介/辰巳一世,2009年11月)
- 『マイ仏教』(みうら じゅん,2011年05月)
- 『イスラームから見た「世界史」』(タミム・アンサーリー/小沢千重子,2011年09月)
- 『世界は宗教で動いてる』(橋爪大三郎,2013年06月)
(この項おわり)