

キヤノン純正にも「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」というレンズがあるが、1670グラムと重いうえ、カメラ本体より高価である。気軽に旅行にもっていくというわけにはいかない。

2段式鏡筒はコンデジのようで、チープ感を拭えない。

ズームロックが付いている。これは助かる。

AF駆動は定在波型超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」による。「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」のUSDより反応速度が遅いとされるが、新幹線を相手にしないかぎりは問題なさそうだ。

AF駆動は定在波型超音波モーター「PZD(Piezo Drive)」による。「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」のUSDより反応速度が遅いとされるが、新幹線を相手にしないかぎりは問題なさそうだ。
タムロン独自開発の手ぶれ補正機構「VC(Vibration Compensation)」は健在で、300mm望遠でシャッター速度1/30秒程度なら手持ち撮影を可能としている。望遠時の手持ち動画撮影も問題ない。
銀塩時代は、手ぶれを起こさないシャッター速度は、“1/レンズの焦点距離”と言われていた。300ミリ望遠なら1/300秒より速くしなければいけなかった。それに比べると隔世の感がある。
銀塩時代は、手ぶれを起こさないシャッター速度は、“1/レンズの焦点距離”と言われていた。300ミリ望遠なら1/300秒より速くしなければいけなかった。それに比べると隔世の感がある。
作例

焦点距離:28ミリ EOS 6D

焦点距離:50ミリ EOS 6D

焦点距離:70ミリ EOS 6D

焦点距離:188ミリ EOS 6D

焦点距離:300ミリ EOS 6D
全ズーム域にわたってシャープさが保たれており、手ぶれ補正も効いている。
LD(異常低分散)レンズ4枚、ガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、高屈折率ガラス1枚、超高屈折率ガラス1枚という豪華な構成で、コーティングには、BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)を採用した。特許も取得している。(特許公開番号 2014-16400)

それでも望遠側だと周辺部に収差がやや目立つ。F11以上に絞った方が良さそうだ。
LD(異常低分散)レンズ4枚、ガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、高屈折率ガラス1枚、超高屈折率ガラス1枚という豪華な構成で、コーティングには、BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)を採用した。特許も取得している。(特許公開番号 2014-16400)

それでも望遠側だと周辺部に収差がやや目立つ。F11以上に絞った方が良さそうだ。

常用フィルターは、「EF40mm f2.8 STM」と同じZeta EX サーキュラーPLを購入した。
PLフィルターにしては明るいことと、色彩コントラストが上がるところが気に入っている。
タムロンのフードは大きいので、フィルターを回転する邪魔にはならない。
ただ、67ミリというフィルター径では、それなりの出費となった(;^^)‥‥。
PLフィルターにしては明るいことと、色彩コントラストが上がるところが気に入っている。
タムロンのフードは大きいので、フィルターを回転する邪魔にはならない。
ただ、67ミリというフィルター径では、それなりの出費となった(;^^)‥‥。
主要スペック
項目 | 仕様 | コメント |
---|---|---|
画角(対角) | 75°23'~8°15 | フルサイズで10倍超は感動 |
レンズ構成 | 15群 19枚 | 望遠側の周辺収差が目立つ |
絞り羽根枚数 | 7枚 | |
絞り | F3.5/6.3~F22/40 | |
最短撮影距離 | 0.49メートル | 全ズーム域で近寄れる |
フィルター径 | 67mm | 意外に大口径 |
最大径×長さ | φ74.4mm×96mm | 望遠側は2段式で伸びる |
質量 | 540g | 旅行用の1本として持ち運べる軽さ |
参考サイト
- 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD:タムロン公式
- SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD:ぱふぅ家のホームページ
- デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」:ぱふぅ家のホームページ
- 新28-300mm便利ズーム:☆気楽人☆
- α7ⅡとEOS 6Dのセンサー比較?:潮風と太陽
(この項おわり)
早速、デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」用の交換レンズとして購入した。