山川駅 JR最南端の有人駅

2008年7月30日 撮影
山川駅
山川駅(鹿児島県指宿市山川成川)はJR指宿枕崎線の駅のひとつで、“九州最南端の有人駅”である。2016年(平成28年)3月20日に再訪した直後、無人駅となった。
1936年(昭和11年)3月22日、指宿駅~山川駅間が延伸開通した時に開業した。1960年(昭和35年)3月に西頴娃駅まで延伸し、西大山駅が開業するまでは九州最南端の駅だった。
山川駅
鹿児島中央駅を発車する指宿枕崎線の列車の多くは、山川駅で折り返しとなる。山川駅以南は極端に本数が減る。(2008年8月現在:1日8本)

山川駅の読みは「やまかわ」であるが、所在地である山川町は「やまがわ」と読む。

2009年(平成21年)4月、指宿~山川駅間で、枕木付近の枯れ草から出火、約100平方メートルが燃えた。鹿児島県警によると、現場の緩やかなカーブを列車が通常通りブレーキをかけながら通過した際、摩擦熱で起きた火花が枯れ草に飛び、発火した可能性が高いという。出火当時、指宿地方には乾燥注意報が出ており、出火しやすい条件がそろっていたようだ。
風力発電
鹿児島県内には自然の力を利用した発電所が多い。
写真は、対岸の大隅半島にある南大隅ウインドファーム根占発電所(鹿児島県肝属郡南大隅町根占野尻野)である。佐多発電所と合わせて2万6,000キロワットを発電し、九州電力に売電している。
また、山川駅の近くには地熱を利用した山川発電所(九州電力)がある。

交通アクセス

【鉄道】
  • JR鹿児島中央駅から約1時間30分
  • JR指宿駅から6分

近隣の情報

(この項おわり)
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