
稚内港北防波堤ドーム(北海道稚内市開運1−2−2)は、強風と荒波を防ぐ全長427メートルの防波堤で、1931年(昭和6年)から5年をかけて建設された。
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世界でも珍しい半アーチ形ドーム構造になっており、海上からの高さは14メートル。

古代ギリシア建築を彷彿とさせる70本の円柱が6メートル間隔で並ぶ重厚なデザインになっている。
1923年(大正12年)5月、当時、日本の領土だった南樺太の大泊への連絡航路が開設された。1928年(昭和3年)12月、稚内駅から桟橋まで線路が延び、1938年(昭和13年)10月、稚内桟橋駅が開業した。しかし、桟橋では高波による事故が相次いだ。
そこで、北海道帝国大学を卒業し北海道庁の技師になった土谷実(26歳)が、こうした事故を防ぐためにドームを設計、建設が決まった。
しかし終戦にともない1945年(昭和20年)8月24日、南樺太への連絡航路は廃止。同時に稚内桟橋駅も廃止となった。

老朽化のため、1978年(昭和53年)から3年をかけて全面改修。2001年(平成13年)には北海道遺産に指定された。
ドーム手前の護岸には、長さ215メートルに及ぶの遊歩道「しおさいプロムナード」が整備されており、潮風を浴びて海を眺めながらゆっくりと散策することができる。
そこで、北海道帝国大学を卒業し北海道庁の技師になった土谷実(26歳)が、こうした事故を防ぐためにドームを設計、建設が決まった。
しかし終戦にともない1945年(昭和20年)8月24日、南樺太への連絡航路は廃止。同時に稚内桟橋駅も廃止となった。

老朽化のため、1978年(昭和53年)から3年をかけて全面改修。2001年(平成13年)には北海道遺産に指定された。
ドーム手前の護岸には、長さ215メートルに及ぶの遊歩道「しおさいプロムナード」が整備されており、潮風を浴びて海を眺めながらゆっくりと散策することができる。
参考サイト
- 北防波堤ドーム:稚内観光情報
- 稚内港北防波堤ドーム 旧稚内桟橋駅:ベレー帽通信
- 稚内港「北防波堤ドーム」の夜景:写真とバイクの生活
- 稚内港北防波堤ドーム:コンクリートと鉄と大地と
近隣の情報
- 稚内港北防波堤ドームは古代ギリシア時代の神殿のよう:ぱふぅ家のホームページ
- 冬の宗谷岬:ぱふぅ家のホームページ
- ノシャップ寒流水族館は日本最北の水族館:ぱふぅ家のホームページ
- 稚内駅は日本最北端の鉄道駅:ぱふぅ家のホームページ
- ノシャップ岬は夕陽のメッカ:ぱふぅ家のホームページ
- 宗谷岬は日本最北端の地:ぱふぅ家のホームページ
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この付近でネットができる宿
- サフィールホテル稚内 (北海道稚内市開運1-2-2)
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(この項おわり)