東海道新幹線 100系では2階建て車両導入

1985年10月にデビュー
東海道新幹線「ひかり」100系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
東海道新幹線「ひかり」100系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
新幹線100系電車は、初代新幹線0系に続く2代目として1985年(昭和60年)10月にデビューした。2階建て車両を間に挟んだ「ゆとりの空間」を提供してきた。

2003年(平成15年)9月16日に「ひかり309号」として運行されたのを最後に東海道区間から引退。2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正を機に完全引退した。
東海道新幹線「ひかり」100系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
車体は、0系で問題となった騒音の低減を図るために、徐々に断面積を大きくしてゆく流線型で、シャークノーズと呼ばれる。また、新幹線として初めて2階建車両が導入された。
東海道新幹線 100系
2003年7月26日 浜松工場 写真:パパぱふぅ
車体は、0系と同じ鋼性であるが、編成重量は0系の967トンより軽く、850トン前後である(編成によって若干異なる)。
このおかげで、編成出力が1万1千kWと0系よりやや小さいものの、起動加速度は0系より大きくなった。しかしながら、営業最高速度は0系と同じ時速220キロである。
東海道新幹線 100系の大きな写真大きな写真
(1280×1059 ピクセル, 485 Kbyte)

参考サイト

100系 関連
(この項おわり)
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