目次
- 秋田新幹線「こまち」
- 山形新幹線「つばさ」
- 山形新幹線「つばさ」リニューアル車
- とれいゆ つばさ
- 現美新幹線
- 参考サイト
秋田新幹線「こまち」

2013年4月4日 高久駅付近 写真:こぱふぅ

2014年12月31日 宇都宮~西那須野駅間 写真:こぱふぅ
在来線区間を走るために車両の幅は通常の新幹線より細身で、新幹線区間では乗降デッキからホームに向かってステップが伸びるしくみになっている。
山形新幹線「つばさ」

2013年4月4日 高久駅付近 写真:こぱふぅ

2014年12月31日 宇都宮~西那須野駅間 写真:こぱふぅ
E3系1000番台に比べ最高速度を275km/hに引き上げているが、在来線区間は踏切や急勾配区間の存在などがあるため最高速度は130km/hのままである。

2014年12月31日 高畠駅付近 写真:こぱふぅ
先頭車両となる11号車(グリーン車)と17号車(普通車)にはフルアクティブサスペンションを、それ以外の車両にはセミアクティブサスペンションを搭載している。
また、鉄道車両として初めて除菌イオンによる空気清浄機を導入した。
また、鉄道車両として初めて除菌イオンによる空気清浄機を導入した。

2014年12月31日 高畠駅付近 写真:こぱふぅ

2016年8月27日 新庄駅 写真:こぱふぅ
いままでの「つばさ」は、自由席のシートピッチは910mm、指定席は980mmだったが、E3系2000番台では自由席も980mmに広がった。

2014年12月31日 高畠駅付近 写真:こぱふぅ
先頭部を取り巻く印象的なラインとその深い紫色は、鳥類で最も美しいと言われる紫色の飾り羽根をもつ山形の県鳥「おしどり」をモチーフとした。

2014年12月31日 宇都宮駅~西那須野駅間 写真:こぱふぅ
また、帯には県花である「紅花」の生花の鮮やかな黄色を基調に、染料に加工されるにつれ赤色へ変化していく「紅花」の色の移ろいを先頭部に向けてのグラデーションで表現。

2016年8月27日 漆山駅 写真:こぱふぅ
蔵王の雪の白をバックに、これらの色と形を通して山形の彩り豊かな自然の恵みと新幹線の持つ躍動感を表現したという。
2016年度末をめどに、全編成のリニューアルを行うという。
2016年度末をめどに、全編成のリニューアルを行うという。
デザインを担当したのは、世界的な工業デザイナーで KEN OKUYAMA DESIGN 代表、山形県出身の奥山清行である。
とれいゆ つばさ

2016年8月27日 村山駅 写真:こぱふぅ

2018年3月4日 米沢駅 写真:こぱふぅ
2014年(平成26年)7月19日に営業運転を開始。土日祝日に1日1往復の運転だが、ツアー客を中心に乗車率は8割を超える。

足湯(16号車)
新庄側の先頭車(16号車)が足湯車両で、4人同時に腰掛けられる浴槽が2つある。湯船は、山形の名産「ベニバナ」をイメージした真っ赤なカラーで、石張りの小上がりになっている。

足湯(16号車)
湯温は40℃に保たれ、列車の揺れで湯があふれ出ないようギリギリのところに水が設定されている。
利用はオプションで、びゅうなどで予約できる。空いていれば当日予約も可能。
利用はオプションで、びゅうなどで予約できる。空いていれば当日予約も可能。

足湯(16号車)
利用時間は1人15分間と短いが、黒塀のような側壁に、木質ルーバーで囲われる湯の間は、足湯で寛ぎながら車窓を眺めることができる。

足湯(16号車)
足湯車両へのエントランス。
温泉街を散策する雰囲気で、通路沿いに玉砂利敷きの坪庭が配され、足元は石張り、壁は漆喰風のデザインになっている。
温泉街を散策する雰囲気で、通路沿いに玉砂利敷きの坪庭が配され、足元は石張り、壁は漆喰風のデザインになっている。

バーカウンター(15号車)
隣の車両(15号車)の「湯上がりラウンジ」には、地酒が楽しめるバーカウンターが用意されている。

呑まない方は、JR名物の“硬い”アイスクリームをどうぞ。

湯上がりラウンジ(15号車)
湯上りラウンジは、モノや人との出会いの間――畳のお座敷、本桜のテーブル、紅花色のバーカウンター、山形ゆかりの品を展示する有機ELパネルで構成した飾り棚、漆喰質の壁、石張りの小路が出会いの場を彩る。

湯上がりラウンジ(15号車)
畳のお座敷で、湯上りのひとときを。

語らいの間(12~14号車)
12~14号車は、お座敷指定席(語らいの間)――2+1列の畳座席となっており、大きなカバ材のテーブルと、ゆったりとした畳座席、天井や座席背板には山形のフルーツをモチーフとしたレリーフを装飾し、乗客に優雅な旅の時間を提供する。


とれいゆに改造されても最高速度の性能は変わらないが、走るのは制限速度130km/hの福島―新庄間のみだ。しかも湯が浴槽からあふれないように、カーブを走る速度も抑えている。

JR東日本では、「こまちの時は『より速く』が大切だったが、とれいゆは、乗ること自体を目的にしていただきたい」とコメントしている。
現美新幹線

2018年3月3日 長岡駅 写真:こぱふぅ
2016年(平成28年)4月29日、運行開始。
2020年(令和2年)12月19日、定期運行終了。
2020年(令和2年)12月19日、定期運行終了。

11号車の車内
11号車は普通車指定席であるが、グリーン車の座席を利用しており、得した気分になれる。また、トンネルなどで外が暗くなると模様が浮き上がる仕掛けになっている。

12号車

13号車

13号車

15号車(新潟側の先頭車)

15号車(新潟側の先頭車)
参考サイト
- E3系 新幹線:JR東日本
- とれいゆ つばさ:JR東日本
- E3系「こまち」さよならセレモニー:「鉄道旅行者」のblog
- E3系L64編成新塗装で運用開始:写鉄
- 現美新幹線 by 東北新幹線:信夫の郷にて
- 大宮に現美新幹線 E3系700番台 あらわる:B767-281のブログ
- 「とれいゆつばさ」に乗車:「鉄道旅行者」のblog
- とれいゆつばさ~新幹線区間を走る~山形新幹線開業25周年記念号(H29.7.1):列車とともに「こぼれ話」
(この項おわり)