橅編成
五能線を走る「リゾートしらかみ」は、世界自然遺産白神山地のブナ林をイメージした「橅編成」、白神山地に抱かれた神秘的な十二湖・青池をイメージした「青池編成」、白神山地に生息する「くまげら」と五能線沿線の夕陽をイメージした「くまげら編成」の3編成がある。
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橅編成(2代目)

2018年8月26日 深浦駅 写真:こぱふぅ
くまげら編成

2006年3月12日 品川駅臨時ホーム 写真:パパぱふぅ

2018年8月26日 深浦駅 写真:こぱふぅ
クマゲラはキツツキの仲間だが、大きさはカラス並で、日本産のキツツキの中では最大である。全体的に色は黒く、成鳥になると目の虹彩が黄色、くちばしは膚色で先端が黒くなる。

2018年8月26日 深浦駅 写真:こぱふぅ
オスは頭頂部が全体的に赤く、列車のデザインにも反映されている(ニワトリの鶏冠ではない)。なお、メスは後頭部のみ赤い。

くまげらの愛称は、一般公募で決まった。JR秋田支社が2005年(平成17年)9月に実施した愛称公募に2,557件の応募があり、2番目に多い246件が寄せられた「くまげら」が選ばれたとのこと。

くまげらの愛称は、一般公募で決まった。JR秋田支社が2005年(平成17年)9月に実施した愛称公募に2,557件の応募があり、2番目に多い246件が寄せられた「くまげら」が選ばれたとのこと。

2006年3月12日 品川駅臨時ホーム 写真:パパぱふぅ

2006年3月12日 品川駅臨時ホーム 写真:パパぱふぅ
3号車、4号車は普通車指定席(定員は各車両40名)である。
写真は普通車のシートである。シート間はかなりゆったりしている。
リクライニングは、背もたれに加え、座面もスライドするようになっている。
肘掛けから取り出せるミニテーブルは、外側に出っ張る形状になっているので、膝周りに余裕ができる。シート間に余裕があるからできる設計だろう。
写真は普通車のシートである。シート間はかなりゆったりしている。
リクライニングは、背もたれに加え、座面もスライドするようになっている。
肘掛けから取り出せるミニテーブルは、外側に出っ張る形状になっているので、膝周りに余裕ができる。シート間に余裕があるからできる設計だろう。

2018年8月26日 秋田駅 写真:こぱふぅ
1号車と2号車の間に喫煙室があるが、2人入れるかどうかの狭さだった。
トイレは1号車と3号車にある。1号車には車イス用スペースが1カ所ある。このため1号車の定員は3号車に比べて1名少ない。
トイレは1号車と3号車にある。1号車には車イス用スペースが1カ所ある。このため1号車の定員は3号車に比べて1名少ない。

2006年3月12日 品川駅臨時ホーム 写真:パパぱふぅ
2号車はボックス席(定員32名)となっており、4人掛けのボックスシートで、中央にテーブルがある個室のような構造をしている。

2018年8月26日 秋田駅 写真:こぱふぅ
シートを片付けて立ち席にしたり、シートをフラットにしてお座敷席のようにすることもできる。小さい子どもがいても安心だ。

2018年8月26日 秋田駅 写真:こぱふぅ
デビュー当時は3両編成だったが、2010年(平成22年)12月のダイヤ編成でキハ48 1503を改造して組み込み、4両編成化された。
五能線といえば、10年前、木造へ行ったときに乗ったことがある。時間が取れれば、また行ってみたいものだ。

リゾートしらかみ3兄弟
JR東日本秋田支社は2014年(平成26年)12月、PRキャラクターに「リゾートしらかみ3兄弟」――しっかり者の「あおいけブルー」、マイペースの「ぶなグリーン」、お調子者の「くまげらレッド」――を公認した。
秋田駅勤務の社員が2009年(平成21年)にデザインしたもので、かわいらしさが人気を呼んでいるという。
秋田駅勤務の社員が2009年(平成21年)にデザインしたもので、かわいらしさが人気を呼んでいるという。
参考サイト
- リゾートしらかみ『くまげら』3月18日デビュー!:能代でらっと情報
- リゾートしらかみ五能線の旅:たるたるの単身赴任日記
- 快速「リゾートしらかみ2号」 ブナ編成乗車記:イッコーのおもちゃ箱
- 「あおいけ」「ぶな」… リゾートしらかみ3兄弟を公認:お得な通販情報ブログ
- リゾートしらかみ3兄弟:鉄道の小箱
(この項おわり)