JR西日本 583系は三電源方式の寝台列車

昼夜両用の寝台兼用電車

夜行急行「きたぐに」

寝台列車「きたぐに」 583系
2005年12月16日 新潟駅 写真:パパぱふぅ
583 系電車は、50Hzおよび60Hzの交流電化区間と直流電化区間を直通して走行できる三電源方式の動力分散方式の寝台列車として、1968年(昭和43年)にデビューした。1972年(昭和47年)までに434両が製造され、国鉄の輸送量増大に貢献した。A寝台、B寝台、グリーン車、普通車と車内設備が多様であるのが特徴。
しかし、新幹線の登場や夜行列車の衰退に伴い、車両数は急速に減少した。
老朽化のため、2012年(平成24年)3月に定期運行から退いた。
寝台列車「きたぐに」 583系
2011年12月12日 金沢駅 写真:こぱふぅ
2005年(平成17年)時点では、大阪~新潟間を米原経由で運転している「きたぐに」が唯一の定期列車となってしまった。
最高時速 120 km/h。

きたぐには、大阪~新潟駅を東海道本線・北陸本線・信越本線経由で運転するJR西日本の夜行急行列車だ。
1968年(昭和43年)10月に大阪~青森間の寝台急行として誕生し、1982年(昭和57年)に上越新幹線が開業したことに伴い新潟駅以北を特急「いなほ」として分離し、現在の大阪~新潟間の夜行急行列車となった。
寝台列車「きたぐに」 583系の大きな写真大きな写真
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寝台列車「きたぐに」 583系
2011年12月12日 金沢駅 写真:こぱふぅ
大阪駅を23時27分に発車する「きたぐに」は、翌3時11分に金沢駅を通り、8時29分に新潟駅に到着する。
夜行急行「きたぐに」関連

参考サイト

(この項おわり)
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