最近の携帯電話には大容量のメモリカードが搭載されています。 しかし、メモリカードに入れた写真や電話帳は、たとえカードを初期化しても復元できてしまいます。
メモリカードとファイルの削除、初期化
最近の携帯電話には miniSD カードと呼ばれる
超小型のメモリカードが搭載されています。
容量は最大2Gバイトのものも発売され、
動画や音声ファイルも簡単に入れることができるようになりました。
miniSD カードは着脱が可能で、
携帯カメラで撮影した写真や、音楽、動画のやり取りをするをするのに便利です。
また、メモリカードリーダを使えば、PCのデータを運ぶメディアの役割も果たします。
しかし、このメモリカードに、電話帳や個人的な写真や動画を入れている場合には注意が必要です。
友人にメモリカードを渡す前に、プライベートな情報を削除したり、メモリカード自身を初期化しても、
簡単に復元できてしまうのです。
削除した後に画像ファイルなど新規のファイルをセーブした場合でも、復元できる可能性があります。
実際、いくつかの携帯電話の初期化済 miniSD カードに対してデータ復元ソフト「
FINAL DATA
」をかけてみたところ、全部とまではいきませんでしたが、
いくつかのファイルを復元することに成功しました。
これは、携帯電話のファイル削除、初期化機能が、メモリカードを完全に消去していないためです。 PCと専用ソフトを使えば、簡単に復元できてしまうのです。 復元さえできれば、携帯電話管理ソフトによって内容を盗むことは簡単です。
対策は
メモリカードでのデータの受け渡しは避けるようにしましょう。
どうしても必要なときは、自分で相手の携帯またはPCを操作して、
必要なファイルだけ渡すようにしましょう。
携帯を破棄する場合は、「米国国防総省 DoD5220.22-M」水準以上の
消去機能を持った専用の消去ソフトを使ってメモリカードの内容を完全消去しましょう。
フリーソフトの DESTROY などがお勧めです。
それでも完全とは言えませんので、実費を払ってでもメモリカードを
引き取ってから廃棄した方がいいでしょう。
参考書籍・URL
- あなたのモバイルデバイスを護る術(ITmedia)
- ケータイ・リテラシー(下田博次/NTT出版/2004年12月)
- パソコンを廃棄するときにはハードディスクを破壊する
- データ消去ソフト、復元ソフトなど
| 2007年07月20日更新 | ||
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