


四万十川は、全長196キロ、流域面積2,270平方キロの四国最長の川だ(吉野川は全長194キロ、流域面積3,750平方キロ)。4万もの川が集まることからこの名が冠せられたが、実際の支流総数は318である。本流にダムが建設されていないことから「日本最後の清流」と呼ばれる。水は豊富で棲んでおり、魚もたくさんいる。東京の川とは大違いだ。


タクシーの運転手さんが「毎年何台か車が落ちる」と言っていたが、その時はオーバーな表現だと半ば信じていなかった。しかし、あとで新聞記事データベースを検索したところ、ローカルニュースではあるが、毎年何件か転落事故がある。台風の際など、死亡事故も発生している。
転落事故ではないが、ぱふぅ家が四万十川を訪れた日の午後、体験学習のキャンプに来ていた滋賀県の小学5年生と6年生の女子が四万十川に飲み込まれ、死亡した。流された現場は水深1.0~1.5メートル程度で、流れもそう速くなかったという。
日本最後の清流には魔物が生き残っていることを忘れてはなるまい。
日本最後の清流には魔物が生き残っていることを忘れてはなるまい。
交通アクセス

近隣の情報
- 佐田の沈下橋:ぱふぅ家のホームページ
- 四万十川で帆掛け船に乗る:ぱふぅ家のホームページ
- 四万十川のウナギはワイルドだが脂っこくない:ぱふぅ家のホームページ
- 四万十川の沈下橋:ぱふぅ家のホームページ
- 四万十川に誓う永遠の愛。屋形船で結婚式、今年も「四万十の日」に(2023年4月13日)
- 四万十川の大空にこいのぼり500匹(2022年4月12日)
- 回る水車、流れる桜(2022年4月10日)
- ジャンボ苺大福、口の中で溶けるよう(2022年2月21日)
- 大迫力、沈む沈下橋(2021年5月25日)
- 四万十川の空、こいのぼり300匹。百均でこつこつ購入(2021年5月4日)
- 輝く清流・四万十川、沈下橋くぐれば満開の山桜(2021年3月29日)
- 師走の早朝、白い霧の中で水車が回る(2020年12月7日)
- 四万十川が水風呂に:移動サウナ登場、汗を流しに清流へ(2020年10月21日)
- 四万十川の空にこいのぼり、500匹泳ぐ(2020年4月19日)
- サクラ満開岩間沈下橋の開通待ちわびる(2020年3月31日)
- 四万十川の風と菜の花の中でリフレッシュ(2020年3月18日)
- 四万十川に黄色い花のじゅうたん(2020年3月3日)
- 小学生が長い巻きずしづくりに挑戦黒潮町(2020年1月22日)
- 一條神社大祭始まる(2019年12月1日)
- ギンナンを割る音響く夜の街(2019年11月25日)
- 真夏の闘い、クモの相撲競り合う「力士」に熱視線(2019年8月11日)
- アジサイと水車涼風そよぐ(2019年6月6日)
- 春の光の中で水車回る(2019年3月24日)
- 捨て猫のチビ、初詣客お出迎えいまや神社の看板猫(2019年1月8日)
- 餅つきで帰省客もてなし土佐くろしお鉄道(2019年1月7日)
(この項おわり)
増水時に流れてくる流木などが引っ掛かるのを避けるために、わざと欄干を設けていない。建設費が格段に安いため、生活道路として、第二次大戦後、盛んに架けられるようになったという。