日暮里・舎人ライナーは新交通システム

2008年9月20日 撮影
日暮里・舎人ライナー
日暮里・舎人ライナー
日暮里・舎人ライナーは、日暮里駅(東京都荒川区)と見沼代親水公園駅(東京都足立区)を結ぶ新交通システムである。2008年(平成20年)3月30日に開業した。東京都交通局が運営する。

日暮里駅の近くでは、ビルの谷間を縫うようにして走る。
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見沼代親水公園駅-日暮里・舎人ライナー
北側の終点「見沼代親水公園駅」(東京駅足立区舎人2-21-13)まで13駅、20分、9.7kmある。
そのほとんどは尾久橋通り(東京都道58号台東鳩ヶ谷線)上の高架を走行する。

ゆりかもめシーサイドラインと同じく、ATO(自動列車運転装置)を使い、完全な無人運転を実現している。また、車輪にはゴムタイヤを使い、騒音軽減に貢献している。
見沼代親水公園駅-日暮里・舎人ライナー
見沼代親水公園は、足立区の農業を支えていた農業用水が、1981年(昭和56年)3月に区民の憩いの場として生まれ変わった公園である。親水路の長さは1.7kmにもなる。
見沼代親水公園駅-日暮里・舎人ライナー
日暮里・舎人ライナーは、東京都区内の他地域と比べて公共交通の便が悪かった足立区西部の谷在家 (やざいけ) 舎人 (とねり) 地区とJR山手線の駅を結ぶために敷設された。1985年(昭和60年)に着想されたが、工事の認可が下りたのは1997年(平成9年)、当初予定だった1999年(平成11年)から9年遅れの開業となった。
見沼代親水公園駅-日暮里・舎人ライナー
見沼代親水公園駅の50メートルほど北側は埼玉県草加市である。これ以上は延伸されないのかもしれない。

駅の下にはバスターミナルがあり、多くの乗客は、ここからバスに乗り換えていた。
じつは、「里48」という都営バスの路線があり、日暮里・舎人ライナーと同じ経路を走っている。日暮里・舎人ライナーは終点まで320円と、都営バスの方が圧倒的に安い。尾久橋通りは渋滞が激しいために新交通システムが必要だということだが、この日見た限りでは、道路はガラガラだった。
見沼代親水公園駅-日暮里・舎人ライナー
日暮里・舎人ライナーは、ゆりかもめと同じ新交通システム(案内軌条式鉄道)を採用している。無人運転が可能である。
また、車輪にはゴムタイヤを使い、騒音軽減に貢献している。
舎人駅-日暮里・舎人ライナー
舎人公園の地下に車両基地があり、舎人公園駅の軌道は複雑に入り組んでいる。

新交通システムは、沖縄国際海洋博覧会(1975年)の観客輸送用のKRTにはじまり、初期には方式が乱立していた。1983年(昭和58年)に当時の建設省・運輸省の指導で「標準型新交通システム」として統一規格が作られ、それ以降に計画された新交通システムは、この規格に基づいて建設されている。

輸送力

開業初年度の1日平均輸送人員は約4万9000人であった。それが、2014年度には約7万1000人にまで増加した。じつは、計画時の1日平均輸送人員は5万9000人だった。
2014年度の最混雑区間は赤土小学校前 - 西日暮里間で、混雑率は187%。激しいラッシュで知られる小田急小田原線の189%、東急田園都市線の185%にも匹敵する混雑ぶりだ。1時間あたり輸送人員7281人は、首都圏や関西圏を除く中小私鉄よりはるかに多く、東京モノレールを除く各モノレールの約2~3.5倍にも達する。

交通アクセス

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出発地の最寄駅:

目的地:見沼代親水公園
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近隣の情報

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(この項おわり)
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