大田市場 市場まつり

2008年10月19日 撮影
青果棟-大田市場
今日は、大田市場(大田区東海三丁目2番1号)の市場まつり(一般公開日)である。この日に限り、一般消費者が市場内で買い物することができる。

青果物、水産物などを日々取引する卸売市場には、中央卸売市場と地方卸売市場がある。中央市場は、都道府県か人口20万人以上の市が開設者となり、国の許可を受けた卸会社が生鮮食品を取引するところである。
青果棟-大田市場の大きな写真大きな写真
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マグロの解体-大田市場
一方、地方市場は、自治体のほか、株式会社、農協なども開設者になることができる。法による手数料規制はないが、地方自治体が条例で水準を決めているケースもある。
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水産部-大田市場
水産部ではマグロの解体ショーを行っていた。刀のような包丁を使ってマグロをさばいていく。

大田市場の水産品取扱額は1日当たり8,100万円と、築地市場の21億円には遠く及ばない。このあたりの事情については、後日、再訪問した際のページをご覧いただきたい。
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模擬セリ-大田市場
青果棟では模擬セリを行っていた。

野菜のせりは毎朝6時50分から始まる。
花き部ではシステムを導入しているが、青果部では昔ながらの方法でせりが行われている。
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花き部-大田市場
花き部では、花の小売を行っていた。
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パエリア-大田市場
東京ガスのブースでは巨大なパエリア鍋が――1,000人分はあるという。
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ターレ-大田市場
市場内は、ターレットトラック(ターレ、ぱたぱた)と呼ばれる荷車が所狭しと走る。この日は乗車することもできた。

動力部は、全部の円筒部分すべて収められており、ここが回転するため、回転半径が極端に小さい。狭い市場内では便利なのだが、つかまっていないと振り落とされるほどの遠心力がかかる。動力はガソリンや天然ガスのほか、最近では電動式も増えている。
小型特殊車両として登録すれば、場外の公道を走ることもできる。
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交通アクセス・見学について

【見学について】
  • 24時間見学可能。
  • 公式サイトから「市場見学申請の様式」をダウンロードし、FAXまたは電子メールにて申請する。
【鉄道】
  • 東京モノレール「流通センター駅」下車、徒歩20分
【バス】
  • JR「品川駅」東口から都バス「大田市場」行き、約30分
  • 京急線「平和島駅」からバス約10分
  • JR「大森駅」東口から京急バス
  • 東京バス案内WEB(東京バス協会)
卸売市場関連

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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