キラウエア火山はハワイの活火山

2013年6月13日 撮影
キラウエア火山
ハワイのキラウエア火山(KILAUEA VOLCANO)はマウナ・ロア山(標高4,169m)の南東部側面に位置しており、標高は1,247m。火口の直径は約5km、1周17.7km、深さは130m。
自動車をジャガーミュージアム(Thomas A. Jaggar Museum)に停めて、火口(カルデラ)を眺めることができる。
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キラウエア火山
キラウエア(kīlauea)とは、ハワイ語で、「吹き出す」または「多くまき散らす」という意味である。
ハワイ火山国立公園であるとともに、1987年(昭和62年)には世界遺産の指定を受けている。入場ゲートでハワイ火山国立公園入園料を徴収される。

現在でも盛んに活動を続けている活火山であるが、噴煙のみで溶岩を見ることができない。
爆発的な噴火は滅多になく、玄武岩質の溶岩を流出するタイプの噴火を行う。日本の三原山、イタリアのストロンボリー火山とともに世界三大流動性火山の一つに数えられている。
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ジャガーミュージアム - キラウエア火山
ジャガーミュージアム(Thomas A. Jaggar Museum)は、トーマス・ジャガーによって作られた博物館だ。
開館時間は8時30分から19時30分まで。入場無料。年中無休。
ジャガーミュージアム - キラウエア火山
火山活動に関する展示や「ペレの髪の毛」「ペレの涙」などの珍しい溶岩類の展示、ビデオの放映などを行っている。

1983年(昭和58年)から南東地溝帯にあるプウ・オオ火口から溶岩が流れ出て海岸へ流れ込む映像が記憶に残っているが、これは2007年(平成19年)に終結したとのこと。約1.69km2の新しい陸地が誕生したそうだ。
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キラウエア火山 関連
ジャガーミュージアム - キラウエア火山
また、ハレマウマウ火口やマウナロアなど各所の揺れをリアルタイムで目で見ることができる地震計などが設置されている。
その場でジャンプすると、地震計に記録されるぞ。
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キラウエア火山
キラウエア火山周辺は、あちこちで水蒸気が立ち上っており、Steam Vents (スチームベント) と呼ばれる。地面に含まれる雨水が地下の熱い岩で熱せられて水蒸気となって出てきているものだ。
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キラウエア火山
Steam Ventsは、日本の温泉と異なり硫黄分を含まないから臭いがしない。
そのかわり、ハワイ島には温泉はないそうだ。残念。
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キラウエア火山
Crater Rim Driveの途中にある代表的なSteam Vents。
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キラウエア火山
覗き込んでみると、底には多数のコインが。

キラウエア火山は、火の女神ペレの住む神聖な場所とされているが、お賽銭の一種だろうか。
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交通アクセス

【自動車】
  • ヒロから車で約45分(約48キロ)

近隣の情報

(この項おわり)
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