嵯峨野トロッコ列車に乗って保津川渓谷の自然を満喫

2014年8月14日 撮影
嵯峨野トロッコ列車
トロッコ亀岡駅(京都府亀岡市篠町山本地黒20-2)からトロッコ嵯峨駅(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町)まで、嵯峨野トロッコ列車に乗車する。

山陰本線複線電化によって、1989 年(昭和 64 年)に山陰本線京鶴線の一部(嵯峨嵐山駅 - 馬堀駅間)がルート変更された。廃止になった 7.3km の線路を活用し、1991 年(平成 3 年)から嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線としてトロッコ列車が運行することになった。
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、四季の彩りを見ることができるうえ、保津川渓谷の自然も楽しめるとあって、当初の予想に反して嵐山観光の名物のひとつとなった。
全車指定席なので、予約はお早めに。
嵯峨野トロッコ列車の大きな写真大きな写真
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トロッコ亀岡駅 - 嵯峨野トロッコ列車
JR 山陰本線「馬堀駅」で降り、徒歩でトロッコ亀岡駅へ向かう。
JR線の線路伝いに約 500 メートルほどあるが、左側に田んぼが広がり、炎天下の中の行軍となった。駅は冷房が効いていて助かった。
なお、JR 山陰本線「亀岡駅」は、ここから東へ約 3km も離れている。
トロッコ亀岡駅 - 嵯峨野トロッコ列車
駅売店では、トロッコ列車のオリジナルグッズを販売している。2階には喫茶店などがあり、待ち時間を潰せる。

亀岡は、明智光秀の居城・亀岡城の城下町として栄えた。

保津川下りの起点でもあり、ここかで京都嵐山までの 16km の保津川渓谷を船頭さんの案内を聞きながら下ってゆく。トロッコ列車の切符売り場で予約券を購入できる。
DE10形 - 嵯峨野トロッコ列車
トロッコ列車は、DE10 形ディーゼル機関車に牽引される。トロッコ列車に合わせて塗装し直されている。
DE10形 - 嵯峨野トロッコ列車の大きな写真大きな写真
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嵯峨野トロッコ列車
トロッコ列車を開業させた嵯峨野観光鉄道の長谷川一彦社長は、「観光・健康・環境」の 3K がキーワードになると考え、「ナンバーワンでなくてもいいから、オンリーワン企業」に育てたいと語る
嵯峨野トロッコ列車
客車は 5 両編成で、紅葉の見どころや景観の良いポイントでは徐行運転する。車内放送も面白い。また、社員が伝説の鬼「酒呑童子」に扮し車内で記念写真に応じるなど、乗客へのサービスが充実している。
嵯峨野トロッコ列車
トロッコ嵯峨駅側(ディーゼル機関車側)の 5 号車は「ザ・リッチ」と呼ばれ、天井から床までガラス 1 枚無い素通しの特別車両で、指定券は当日販売のみとなる。競争率は高い。
嵯峨野トロッコ列車
沿線はトンネルも多い。

2015 年(平成 27 年)冬季は、3、4 号車のダルマストーブのを焚く「ストーブ列車」が運行開始した。
保津川 - 嵯峨野トロッコ列車
左右どちらの座席に座っても保津川を眺めることができる。
ちなみに、嵐山の渡月橋 (とげつきょう) より上流を保津川、下流を桂川と呼ぶ。

外国人観光客にも人気

年間利用者数は、2013、2014 年度の 2 年連続で 100 万人を突破した。
その 5 分の 1 が外国人観光客だ。いまや、旅行関係者から「外国人向けの京都ツアーでは、トロッコ列車が組み込まれないと売れない」というほどの人気ぶり。中でも台湾からの団体旅行客が多い。大阪でユニバーサル・スタジオ・ジャパンで遊んだ後、トロッコ列車を楽しむコースが定番という。
京都府が、新しい観光資源として山陰線の廃線を活用できないかと打診したときは、線路はすっかりさび付き、雑草は伸び放題。とても列車を走らせる状態ではなかった。だが、運輸省(当時)が 1990 年(平成 2 年)11 月、嵯峨野観光鉄道を認可し、2003 年(平成 15 年)4 月に開業する予定となり、プロジェクトが走り始めた。
社員たちは、線路や枕木を取り換え、草刈りに追われた。客車も木材などを運んでいた貨車をレトロ風のトロッコ列車に改造した。長谷川社長らが桜の木を植え、現在の桜のトンネルに成長した。

開業当初の年間利用者数は 23 万人程度と見込んでいた。だが蓋を開けてみれば、初年度の利用者は 69 万人という好成績。その後も右肩上がりに乗客数を伸ばしている。

終点のトロッコ嵯峨駅はトンネルの中にあり、地上には日本最大級の鉄道ジオラマ「ジオラマ京都 JAPAN」がある。

交通アクセス

行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:トロッコ嵯峨駅
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参考サイト

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(この項おわり)
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