竹林の小径・御髪神社

2021年11月21日 撮影
竹林の小径
竹林の小径
竹林の小径 (ちくりんこみち) (京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町)は、野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400メートルにわたって空を覆うほど高く伸びた竹の林が続く。渡月橋と並んで嵐山のシンボルとなっている。

晴れた日には木漏れ日があるが、曇りの日には昼でも薄暗いほどだ。
平安時代には貴族の別荘地だったという。1000年を経た今も幽玄の世界に誘われる。
竹は紅葉の季節にもっとも美しいとされるほか、「日本さくら名所100選」にも選定されている。
初冬には竹林の両側がライトアップされる嵐山花灯路が開催される。灯りにゆらめく夜の竹林は新たな風物詩だ。
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嵯峨野トロッコ列車
嵯峨野トロッコ列車
トロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨駅まで、嵯峨野トロッコ列車が運行している。
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人力車
人力車
人力車に乗って優雅に嵯峨野観光を楽しむ人も多い。
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御髪神社
御髪神社
御髪神社 (みかみじんじゃ) (京都府京都市右京区嵯峨小倉山)は、1961年(昭和36年)に創建された日本で唯一の「髪」の神社だ。理美容業の祖といわれる藤原采女亮政之 (ふじわらうねめのすけまさゆき) を祀っている。
4月17日に春の大祭、11月17日に秋の大祭を執り行う。

亀山天皇(在位:1260年(正元2年)~1274年)の時代、藤原鎌足の末孫で、皇居の宝物守護にあたる武士・北小路左衛尉藤原基春は、紛失した宝刀「九王丸」の探索にあたっていた。基春の三男・藤原采女亮政之は、生活の糧を得るため、庄屋の婦女の髪を結って父を助けた。
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御髪神社
御髪神社
これが日本における理美容業の祖といわれる所以だ。
その縁で、亀山天皇陵の近くに御髪神社がある。

「髪」に関わる企業からの寄進があったようだ。
小倉池
小倉池
御髪神社の近くにある小倉池。
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交通アクセス

【鉄道】
  • トロッコ嵐山駅から徒歩約3分
  • 嵐電嵐山駅・JR嵐山駅から徒歩約15分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:竹林の小径
 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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