潮岬灯台と橋杭岩

2014年12月13日 撮影
潮岬灯台
潮岬灯台(和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877)は、明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台のひとつで、1873年(明治6年)9月15日に初点灯した。高さ22.51メートル、実効光度は97万カンデラで約35km先まで光が届く。
1998年(平成10年)、日本の灯台50選に選ばれた。

68段のらせん階段を上り台上に出ると、眼下には太平洋の大海原が広がって見える。
灯台の下には資料館が併設されている。
潮岬灯台の大きな写真大きな写真
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潮岬灯台
1878年(明治11年)に現在の石造りに改造され、1928年(昭和3年)に電化された。1957年(昭和32年)に現在の90センチ回転式に交換された。

2016年(平成28年)9月30日、全国29カ所の灯台などから発信してきたラジオ放送「船舶気象通報」が放送終了した。インターネットによる情報提供へ移行する。
潮岬灯台では1954年(昭和29年)にスタート。61年間にわたり、熊野灘の風向や風速など気象情報を船舶関係者に向けて発信してきた。田辺海上保安部の交通課が、ラジオ電波を飛ばす無線機や観測機器の管理などを担当。30日正午の最後の放送終了後、長年稼働してきた無線機の電源を落とした。
潮岬灯台の大きな写真大きな写真
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潮岬観光タワー
潮岬観光タワーは、潮岬の先端に広がる約3万坪の望楼の芝の中に建っている。潮岬灯台より高い海抜100メートルの高さにあり、360度の眺望が楽しめる。
潮岬観光タワーの大きな写真大きな写真
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本州最南端の日 - 潮岬
潮岬観光タワーの近くには本州最南端の碑がある。
潮岬は、北緯33度25分59秒、東経135度45分45秒に位置し、本州最南端の地である。吉野熊野国立公園の一部となっている。
本州最南端の日 - 潮岬の大きな写真大きな写真
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潮岬の夕陽
潮岬に沈む夕陽。

潮岬は島であり、串本市街地とは砂州で繋がっている。
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橋杭岩 - 潮岬
串本駅から潮岬に向かい途中、バスの車窓から橋杭岩 (はしぐいいわ) が見えた。
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850メートルにわたり大小40余りの奇岩がそそり立つ。国の天然記念物に指定されてる。
海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるこの奇岩には、その昔、弘法大師と天の邪鬼が賭をして、一夜にして立てたという伝説が伝わる。
紀伊田原駅付近 - 潮岬
JR紀勢本線の紀伊田原駅付近。
リアス式海岸になっていることがわかる。
紀伊田原駅付近 - 潮岬の大きな写真大きな写真
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潮岬 関連

交通アクセス

【鉄道】
  • JR紀勢本線「串本駅」よりバス17分、タクシー15分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:潮岬灯台

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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