潮岬、くしもと大橋

2022年2月27日 撮影
本州最南端の碑 - 潮岬
本州最南端の碑
潮岬 (しおのみさき) (和歌山県東牟婁郡串本町潮岬)は、紀伊半島の最南端で、太平洋(フィリピン海)に面する本州最南端の岬である。本州最南端の碑は、北緯33度26分、東経135度46分にあり、これは八丈島とほぼ同じ緯度にあたる。
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本州最南端の碑 - 潮岬
本州最南端の碑
元々は島だったものが、河口から流出する砂礫が沿岸流によって運搬・堆積して砂州が形成され、陸繋島 (りくけいとう) になった。吉野熊野国立公園の一部であり、複雑な溶岩の動きによって形成された火成岩体であることから南紀熊野ジオパークの一角をなしている。
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潮岬観光タワー
潮岬観光タワー
潮岬の先端に広がる約3万坪の望楼の芝の南西端に潮岬灯台が建っており、その近くにある潮岬観光タワーは、灯台より高い海抜100メートルの高さにあり、360度の眺望が楽しめる。

潮岬観光タワーは1960年(昭和35年)10月22日に竣工した。全高37メートル。建物は7階建ての円筒形で7階と屋上が展望台になっている。展望台からは、太平洋の大パノラマや紀伊山地の山並み、潮岬灯台や紀伊大島、さらに眼下には望楼の芝を望むことができる。
併設のレストランでは、近大本マグロを使用したメニューや、串本ならではの地元名物を楽しめる。
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本州最南端の郵便ポスト - 潮岬
本州最南端の郵便ポスト
潮岬観光タワーを出たところに、本州最南端の郵便ポストがある。

潮岬は、日本有数の台風銀座であり、台風の位置を示す指標にされることが多い。1959年(昭和34年)に東海地方を中心に甚大な被害を出した伊勢湾台風も、潮岬の西方から本州に上陸した。
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くしもと大橋
くしもと大橋
1999年(平成11年)9月8日に、潮岬東端と苗我島 (みょうがじま) を経由して紀伊大島を結ぶ「くしもと大橋」が開通した。自然との調和を尊重した島影を思わせる緩やかな放物線を描くアーチが特徴だ。
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くしもと大橋
くしもと大橋
約270度転回する全長386メートルのループ橋で高さを確保し、全長290メートルのアーチ橋で海峡を跨いでいる。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR紀勢本線「串本駅」よりバス17分、タクシー15分
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出発地の最寄駅:

目的地:潮岬灯台
潮岬 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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