橋杭岩で弘法大師と天の邪鬼が橋を架ける競争をした

2022年2月27日 撮影
橋杭岩
橋杭岩 (はしぐいいわ) (和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川)は、串本から大島に向かい、海中に約850メートルの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立つ神秘的なスポットだ。その規則的な並び方が橋の杭に似ていることから、この名が付いた。
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橋杭岩
弘法大師と天邪鬼が朝までに橋を架ける競争をし、一夜にして立てたという伝説がある。
1500万年前の火成活動により、堆積岩の地層の中にマグマが細長く入り込んで固まり、その後の浸食によってやわらかい堆積岩の部分が削られて橋杭岩となった。
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橋杭岩
干潮時には中ほどの弁天島まで歩いて渡ることができる。吉野熊野国立公園地域にあり、国の天然記念物に指定されている。
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周辺には橋杭岩から崩れて運ばれてきた岩(津波石)が点在しており、これは、南海トラフ沿いで起きた歴史上最大の1707年(宝永4年)の宝永地震の時よりも大きな津波によって運ばれたと考えられている。
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道の駅「くしもと橋杭岩」
道の駅「くしもと橋杭岩」は2013年(平成25年)にオープンした。お土産物として、うすかわ饅頭が有名だ。
地殻には、弘法大師が地元の村人に存在を教えたという弘法湯(単純硫黄泉)があり、2021年(令和3年)3月末にコロナ禍の影響で営業を終了したが、2022年(令和4年)9月にリニューアルオープンした。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR紀勢本線「串本駅」より徒歩20分
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目的地:橋杭岩
 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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