
トルコ記念館
トルコ記念館(和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-26)は、トルコ国との友好の証として、1974年(昭和49年)12月に建設された串本町立の博物館である。
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トルコ記念館

日本赤十字「平時国際活動発祥の地」記念碑
犠牲者587名という大惨事であったが、地元大島村(現串本町)の人々は総出で、漂着した乗組員の救助に当たり、69名を救出した。このそうなん事故を契機に、日本とトルコの友好が深まった。写真は、日本赤十字社の「平時国際活動発祥の地」記念碑。

エルトゥールル号遭難場所
トルコ記念館の2階展望台からエルトゥールル号が座礁した地点を見ることができる。

エルトゥールル号殉難将士慰霊碑
樫野埼灯台へ向かう道の途中に、写真のエルトゥールル号殉難将士慰霊碑が建っている。

異国の海に散った将士たちの霊を慰めるために建設されたこの慰霊碑は、1929年(昭和4年)6月3日に完成し、今も5年ごとに追悼式典が行われている。また串本の姉妹都市であるトルコのメルシン市にも同じ碑が建てられている。

異国の海に散った将士たちの霊を慰めるために建設されたこの慰霊碑は、1929年(昭和4年)6月3日に完成し、今も5年ごとに追悼式典が行われている。また串本の姉妹都市であるトルコのメルシン市にも同じ碑が建てられている。

ムスタファ・ケマル・アタテュルク(ケマル=パシャ)は、日露戦争での日本の勝利などに刺激されて、オスマン帝国の改革運動である青年トルコ革命に参加した。

第一次世界大戦でオスマン帝国がが敗戦すると、国民的な抵抗運動が始まり、ケマルはその指導者となり、1923年(大正12年)10月にトルコ共和国の成立を宣言、初代大統領となった。翌年、憲法を発布し、カリフ制を廃止して政教分離を実現した。

エルトゥールル号殉難将士慰霊碑は、ケマルが大統領の時代に建立された。

第一次世界大戦でオスマン帝国がが敗戦すると、国民的な抵抗運動が始まり、ケマルはその指導者となり、1923年(大正12年)10月にトルコ共和国の成立を宣言、初代大統領となった。翌年、憲法を発布し、カリフ制を廃止して政教分離を実現した。

エルトゥールル号殉難将士慰霊碑は、ケマルが大統領の時代に建立された。
交通アクセス
【バス】
- JR紀勢本線串本駅より、串本町コミュニティバス「大島線樫野灯台口行バス」に乗り45分、樫野灯台口にて下車、徒歩約3分
参考サイト
- トルコ記念館:串本町
- トルコ記念館:南紀串本観光協会
- トルコ記念館:和歌山県観光連盟
- 西暦1890年 - エルトゥールル号遭難事件:ぱふぅ家のホームページ
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海の翼 | ||
著者 | 秋月 達郎 | ||
出版社 | KADOKAWA | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 2010年03月05日頃 | ||
価格 | 785円(税込) | ||
ISBN | 9784404037916 |
近隣の情報
- トルコ記念館はトルコ国との友好の証としてオープン:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)