歌舞伎座は2013年に改築

2015年2月19日 撮影
歌舞伎座
歌舞伎座(東京都中央区銀座4-12-15)は、1889年(明治22年)に開場した。それまで最大だった新富座の間口は8間だが、歌舞伎座は12間であった。
当初は、ジャーナリストの福地源一郎と金融業者の千葉勝五郎の共同経営だったが、借金問題が浮上した福地は経営から外れる。
歌舞伎座の大きな写真大きな写真
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歌舞伎座
その後、経営は松竹に移管するが、漏電や東京大空襲で焼失。マッカーサーの副官であったフォービアン・バワーズの尽力で、1951年(昭和26年)12月に復興する。
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1980年代までは松竹歌劇団のレビューや歌謡曲の公演で利用されていたが、1993年(平成5年)以降、松竹の方針により通年で歌舞伎を興行することになった。

2013年(平成25年)3月、オフィスビル(高さ145メートル、地上29階)と併設した現在の歌舞伎座(第5期)が開場する。桃山様式風の外観だった第3期(1925年会場)のデザインを継承している。
劇場は柱を無くし、日本人の体格の変化に合わせて座席の幅を3cm、前後の間隔を6cm拡大した。また、旧劇場(1867席)より少ない1808席として、快適に舞台鑑賞できるようにした。

耐震性が重視され、銀座地区の防災拠点と帰宅困難者一時避難場所としても機能するように設計されている。

交通アクセス

【鉄道】
  • 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]
  • 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分
  • JR・東京メトロ 東京駅 タクシー10分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:歌舞伎座

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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