
2015年10月2日 撮影

2015年10月2日 撮影
金沢駅は、官営鉄道北陸線の終着駅として、1898年(明治31年)4月に開業した。1949年(昭和24年)6月に国鉄に継承。1990年(平成2年)に旅客駅が高架化し、現在の4代目駅舎がオープンする。

最近10年間の1日平均乗車人員は2万人前後だったが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線延伸に伴い、数字は大きくなる予想だ。また、東口は兼六園口、西口は金沢港口と名称が変わった。

もてなしドーム地下には、広さ1,570平方メートルのイベント広場があり、1日1万円で借りることができる。

最近10年間の1日平均乗車人員は2万人前後だったが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線延伸に伴い、数字は大きくなる予想だ。また、東口は兼六園口、西口は金沢港口と名称が変わった。

もてなしドーム地下には、広さ1,570平方メートルのイベント広場があり、1日1万円で借りることができる。

2018年8月11日 撮影
兼六園口を出て左側にバス乗り場が1~13番まであり、雨に濡れずにバスに乗り換えできる。
市内の観光地めぐりをするなら、北陸鉄道バスの「1日フリー乗車券」がいいだろう。バスターミナルの前の交通案内所で売っており、500円で買える。ただし、JRの路線バス、まちバス、金沢ふらっとバスでは利用できない。
市内の観光地めぐりをするなら、北陸鉄道バスの「1日フリー乗車券」がいいだろう。バスターミナルの前の交通案内所で売っており、500円で買える。ただし、JRの路線バス、まちバス、金沢ふらっとバスでは利用できない。

2015年10月2日 撮影
バスの系統が多く、違う系統に乗っても目的の観光地にたどり着けたりする。
「主要観光地別バスのご案内」という電光掲示板が分かりやすい。
「主要観光地別バスのご案内」という電光掲示板が分かりやすい。

2015年10月2日 撮影
もてなしドームの先には、金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージした2脚の柱に緩やかな曲面を描く屋根をかけた「鼓門」がそびえている。

金沢は、加賀藩の初代藩主・前田利家の時代から、代々能楽を愛好してきた。5代藩主・綱紀の頃、時の徳川綱吉将軍にならい宝生流を手厚く保護し、武家だけでなく庶民にも広がっていった。金沢は今でも、その文化が脈々と受け継がれ、石川県立能楽堂や金沢能楽美術館という能楽専門の立派な美術館がある。

そんな能楽の鼓をイメージした、螺旋と格子が織りなす高さ13.7メートルの太い2本の柱には、米松の構造材が使用されている。
柱の内部には送水管が通っている。もてなしドームの屋根に降り注いだ雨水は、この送水管を通して、地下の貯水槽へ送られていく。年間降水日数が多い金沢ならではの配慮だ。

金沢は、加賀藩の初代藩主・前田利家の時代から、代々能楽を愛好してきた。5代藩主・綱紀の頃、時の徳川綱吉将軍にならい宝生流を手厚く保護し、武家だけでなく庶民にも広がっていった。金沢は今でも、その文化が脈々と受け継がれ、石川県立能楽堂や金沢能楽美術館という能楽専門の立派な美術館がある。

そんな能楽の鼓をイメージした、螺旋と格子が織りなす高さ13.7メートルの太い2本の柱には、米松の構造材が使用されている。
柱の内部には送水管が通っている。もてなしドームの屋根に降り注いだ雨水は、この送水管を通して、地下の貯水槽へ送られていく。年間降水日数が多い金沢ならではの配慮だ。

2015年10月2日 撮影
能の舞台をイメージするかのように、松の木が配されている。
2015年(平成27年)10月10日から11日かけ、鼓門を使ったプロジェクトマッピングが行われた。金沢工業大学の主導で行われたプロジェクトの舞台裏を、GIGAZINEが取材した。→「世界で最も美しい」金沢駅鼓門を圧倒的に美しい映像で彩るプロジェクションマッピングはこうやって学生主導で完成したよレポート

2015年10月2日 撮影
新幹線ホームの柱は、加賀百万石の金をイメージしているという。

金沢は、日本の金箔生産量の98%以上を占める。
金沢で、いつから金箔の製造が始まったのか定かではないが、前田利家が文禄2年(1593年)、豊臣秀吉の朝鮮の役の陣中より、明の使節団の出迎え役を申し渡され、武者揃えの槍などを飾るため、領地の加賀、能登で金箔、銀箔の製造を命じる書を寄せたのが始まりとされている。

金沢は、日本の金箔生産量の98%以上を占める。
金沢で、いつから金箔の製造が始まったのか定かではないが、前田利家が文禄2年(1593年)、豊臣秀吉の朝鮮の役の陣中より、明の使節団の出迎え役を申し渡され、武者揃えの槍などを飾るため、領地の加賀、能登で金箔、銀箔の製造を命じる書を寄せたのが始まりとされている。

2018年8月11日 撮影

2018年8月11日 撮影

2018年8月11日 撮影
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2018年8月11日 撮影
金沢駅前中央交差点前には、無数の小さな噴水で時刻表示する噴水時計を中心に、噴水広場になっている。噴水時計は、「いいね金沢」「Welcome」「KANAZAWA」「ようこそ金沢へ」など、表示パターンが複数あり、見ていて飽きない。夜になるトライとアップされる。
交通アクセス

近隣の情報
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(この項おわり)
2011年(平成23年)、アメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」Web版にて、世界で最も美しい駅14選の6位に選出された。
石川県は年間降水日数が187日と全国一。そこで、北陸新幹線延伸にともなう整備事業により、2005年(平成17年)、「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」をコンセプトに、東口は3,019枚の強化ガラスと6,000本のアルミ合金フレームを使った「もてなしドーム」が完成した。