日本平から富士山を望む

2019年3月19日 撮影
日本平からの眺望
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日本平から富士山を望む
日本平から富士山を望む
日本平(静岡市清水区馬走1500)は、駿河湾の沿岸近くにある有度山 (うどやま) の山頂(標高307メートル)と、その一帯を指し、駿河湾越しに富士山や伊豆半島を、北には南アルプスを、眼下には清水港と街並みを望む景勝地である。1959年(昭和34年)、国の名勝に指定され、2016年(平成28年)には日本夜景遺産に認定された。
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日本平
日本平
1964年(昭和39年)3月、静岡市内から山頂へ延びる日本平パークウェイが開通した。当初は有料だったが、2004年(平成16年)4月に無料化した。自転車と歩行者は通行禁止。
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日本平夢テラス
日本平夢テラス
2018年(平成30年)11月、山頂に日本平夢テラス(静岡県静岡市清水区草薙600-1)がオープンした。テラスからは、富士山や清水港をはじめとする360度の大パノラマが広がる。入場無料。
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日本平デジタルタワー
日本平デジタルタワー
テラスを起点とする展望回廊の中心には、高さ95.5メートルの日本平デジタル放送所(日本平デジタルタワー)がある。静岡県の地上デジタルテレビの拠点として在静のNHK及び民放各局が共同使用する電波塔である。

剛性・耐力および靭性に優れたCFT柱(直径2.1メートル)を主体構造とすることで、東海地震時にも放送を確保できる。タワー頂部には制振装置を設置しており、アンテナ部の風揺れを低減する。
景勝地・日本平の景観との調和に配慮しており、2005年度グッドデザイン賞・静岡県建設業協会賞優秀賞を受賞した。
日本武尊 (やまとたけるのみこと) が東征した際、この地で火攻めにあった。日本武尊は、倭姫命 (やまとひめのみこと) から授かった天叢雲剣 (あめのむらくものつるぎ) で周囲の草を薙ぎ払うと、たちまち鎮火した。活路を見いだした日本武尊は、有度山の山頂に登り四方を見渡したことから、日本平と呼ばれるようになったという。
天叢雲剣は、三種の神器の1つ、草薙剣 (くさなぎのつるぎ) となり、有度山の北側に草薙の地名が残り、日本武尊を祀る草薙神社がある。草薙剣は、熱田神宮の御神体として祀られている。

交通アクセス

【バス】
  • JR静岡駅からバス約45分。
日本平 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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