龍泉洞の水は世界有数の透明度を誇る

2019年8月27日 撮影
龍泉洞
百間廊下
龍泉洞 (りゅうせんどう) (岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1)は、秋芳洞龍河洞(高知県香美市)とともに日本三大鍾乳洞の1つに数えられる。

高低差249メートル。総延長は、知られている部分だけで4,000メートル(うち一般公開されているのは700メートル)あり、全体は5,000メートルを超えるのではないかとされている。
洞内に棲むコウモリとともに、1938年(昭和13年)、「岩泉湧窟及びコウモリ」として国の天然記念物に指定された。
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龍泉洞
第三地底湖
青く輝く地底湖。龍泉洞には8つの地底湖が確認されており、龍泉洞地底湖の水として1985年(昭和60年)、名水百選の選定された。天然弱アルカリ性の軟水ミネラルウォーターだ。
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龍泉洞
改札
龍泉洞は、昔から大量の水が湧く洞窟として知られており、発見当初は中に入るのも難しかったそうだ。地底湖の上の崖からゴムボートを下ろして第一地底湖の調査が行われるようになったのは、1959年(昭和34年)に入ってから。
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龍泉洞
洞窟内の気温は、年間を通して10~11℃と一定しているという。夏場は涼しく、冬場は暖かく感じる。観光ルートだけでも700メートルあるので、夏場でも羽織るものが要るだろう。
龍泉洞
長命の淵
写真は「長命の淵」と呼ばれる場所。ここにも澄んだ水が溜まっている。

龍泉洞の水は、世界有数の透明度を誇っている。モンドセレクション(国際食品品評会)で3年連続金賞に輝いた。地下深くに潜り込んだ沢の水が、地底湖から湧出するためである。良質の腐植土によって濾過され、石灰質を多く溶かし込んでいるので、味がしっかりとしたものとなっている。
龍泉洞
龍宮の門
「龍宮の門」の奥は地底湖になっている。
龍泉洞
大昔、宇霊羅山 (うれいらさん) の麓から「シュー、シュー、シュー」と聞き慣れな音がするようになった。人々は噴火や地震の前兆ではないかと恐れた。その音は七日七晩続き、ひときわ大きな音がすると、岩山を割りながら大きな龍が飛び出して、天高く昇っていった。龍の抜けた大穴には美しい泉がこんこんと湧き出して、以来、そこを龍泉洞と呼ぶようになったという。
龍泉洞
龍泉洞は、その美しさゆえにデート・スポットとして有名になり、2014年(平成26年)、恋人の聖地に認定された。

交通アクセス

【バス】
  • 盛岡駅からバスで約2時間。
  • 小本駅からバスで約25分。
龍泉洞珈琲 ブラック 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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