九份老街は『千と千尋の神隠し』のモデルとも

2019年9月16日 撮影
阿妹茶酒館 - 九份老街
阿妹茶酒館
九份老街 (チウフェン) (台湾・新北市瑞芳区)は、台北から日帰りで行ける観光スポット。スタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったとも言われ、日本人観光客に人気のスポットである。

19世紀末に金の採掘が始まり、路地や石段は日本統治時代に造られたもので、街並みに当時の面影が残っている。1971年(昭和46年)に鉱山が閉山された一時衰退するが、映画『悲情城市』のロケ地となったことから再び脚光を浴びる。1990年代には観光化に取り組み、基山街を中心に、多くの観光客で賑わうようになった。
阿妹茶酒館 - 九份老街の大きな写真大きな写真
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九份老街
九份老街には多くの茶屋(茶芸館)があり、また、地元ならではのグルメを楽しめる店が軒を連ねている。
上の写真は、有名な阿妹茶酒館 (アーメイ ツァージョウグァン) 。まるで湯婆婆の屋敷のようだ。
九份老街の大きな写真大きな写真
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九份老街
九份老街は、横に3本、縦に1本の4本の街道を中心に数多くの階段に囲まれている。
基山街には土産物屋も多い。ノスタルジックな雰囲気の中、台湾の文物を見て回るといいだろう。

その昔、九份に暮らす人々はわずか9世帯で、道が通っていなかった頃、すべての物資は水路を使って運ばれていた。当時、なにかにつけ「9世帯分」の物資を調達していたため、その名がついたといわれている。
九份老街

付近の地図

【鉄道+バス】
  • 「台北駅」下車、MRTに乗り換え「忠孝復興駅」下車。また、金瓜石行きの基隆客運バスに乗り換え、「九份老街バス停」下車。

参考サイト

  • 九份:台湾観光局(日本語)

近隣の情報

(この項おわり)
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