西御坊駅は紀州鉄道の終着駅

2022年2月27日 撮影
西御坊駅
西御坊駅 (にしごぼうえき) (和歌山県御坊市薗563)は、紀州鉄道 紀州鉄道線の終着駅だ。
紀州鉄道線は、国鉄紀勢西線から離れた御坊市街地とを結ぶために1931年(昭和6年)6月に開業し、1934年(昭和9年)8月に御坊駅から日高川駅までが全通した。
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西御坊駅
西御坊駅は1932年(昭和7年)4月に開業した。単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、トイレは男女共用の汲取式。駅舎の建設時期は不明だが、トタンが錆び付いて赤茶けていたところを、2014年(平成26年)に紀州鉄道の愛好家でつくる「西御坊駅をきれいにする会」がボランティアで駅舎をリニューアルさせた。
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西御坊駅
1989年(平成元年)4月に西御坊駅 - 日高川駅間が廃止になり、現在は御坊駅 - 西御坊駅間の5駅2.7kmという、日本一短いローカル私鉄となっている。写真は、日高駅方面へ延びていた線路。
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西御坊駅
1955年(昭和30年)から1984年にかけ、駅の西側にある大和紡績(現・ダイワボウプログレス)和歌山工場へ至る専用線が分岐しており、神戸港で陸揚げされた綿花などが貨車で到着していた。

紀州鉄道は、2017年(平成29年)1月22日に脱線事故を起こし、原因を木製枕木などの老朽化とする報告を出した。そこでPC枕木への交換が始まり、2018年(平成30年)10月に全線の33%がPC化された。
2023年(令和5年)9月に「紀州鉄道及び旧御坊臨港鉄道廃線部分」として土木学会選奨土木遺産に認定された。
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西御坊駅
2003年(平成15年)7月まで当駅で使われていた「回転式乗車券箱」が、鉄道博物館の収蔵資料となっている。
2018年(平成30年)8月に無人駅となった。
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西御坊駅
2020年度の1日平均乗車人員は23人。
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(この項おわり)
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