マクセル アクアパーク品川でドワーフソーフィッシュを見る

マクセル アクアパーク品川（東京都港区高輪4-10-30）は、品川プリンスホテルの敷地内にある水族館テーマパークだ。2005年（平成17年）4月8日、品川プリンスホテルボウリングセンターの跡地に「エプソン 品川アクアスタジアム」として開業した。

2階のザ・スタジアムは、直径25メートルの大型円形プールを客席が取り囲んでおり、季節ごとのテーマや昼夜で演出が変わる、迫力満点のイルカのパフォーマンスショーが行われる。イルカたちのダイナミックで息の合ったパフォーマンスと、ウォーターカーテンや光と音を使った演出は、まるでミュージカルを観ているかのようだ。前方の席では、イルカたちがジャンプした時の水しぶきがかかる。

一方、都内で始めてイルカショーを始めたしながわ水族館は、2027年（令和9年）のリニューアルでイルカの展示を廃止する方針を発表した。

2階にあるワンダーチューブは、天窓からの自然光が差し込む長さ約20メートルの海中トンネルだ。

写真上方に写っている鼻先がノコギリのような形のドワーフソーフィッシュ（ノコギリエイ）は、世界で唯一展示されている珍しい海の生きもの。

品川プリンスホテルでは水族館で挙式できるウェディングプランがあり、水中トンネルの中で結婚式を挙げることができる。この日は新郎・新婦と参列者がドルフィンパフォーマンスに見入っていた。

東日本ではここでしか見ることができないナンヨウマンタや約10種のエイたちが優雅に泳ぐ姿を見ることができる。

フィーディングタイムには、飼育スタッフが水の中に入って大きな魚たちに餌を与える様子を見ることができる。

1階にあるジュエリーフィッシュランブルは、ゆらゆら漂うクラゲと、時間や季節ごとに変わる音と光が、幅9メートル、奥行35メートルという広大な癒やしの空間を演出する。

アマクサクラゲは、傘径15cmに達する鉢クラゲで、天草地方に多産することからこの名がついた。黒潮に乗って富山湾まで広がる。

他種のクラゲを捕食する。同種を多数同じ水槽に入れても共食いをせず、別種のクラゲを入れるとすぐに捕食する。他種を区別することができると見られるが、そのメカニズムは不明。

傘の表面に刺胞を含む多数の小突起がある。刺胞毒は強く、触手だけでなく傘にも刺胞が点在しているため注意が必要。

ミズクラゲは、世界中の温帯や熱帯域に分布しており、海岸沿いでよく見られる。主に小さなプランクトンや小型の軟体動物、甲殻類、藻類などを食べる。成体で傘の直径が30cmに達することがある。
遊泳能力が低く、海中に漂っているため、発電所の取水口に詰まって発電を停止させる事故を起こすことがある。

入口を入ってすぐの所にあるマジカルグラウンドは、音と光の演出で魔法をかけられたような非日常の世界が体験できる3つのエリアが広がる。

イマーシブエリア「パターンズ」は2019年（令和元年）7月にリニューアルオープンしたエリアで、壁側に小型の水槽が並べられている。

基本的には1水槽に対して1種類が展示されており、展示されている種類は小型種で、水槽内も明るく観察しやすい。

マクセル アクアパーク品川は、2015年（平成27年）7月10日にリニューアルオープンし、2016年（平成28年）4月1日にはマクセルがネーミングライツを取得し、現在の名前になった。

1階のマジカルグラウンドにアトラクションエリアがあり、約12メートルに及ぶ壁のLEDの光と音楽に包まれたメリーゴーランド「ドルフィンパーティ」では、イルカをはじめとした6種類の海の生きものに乗って、青く光り輝く楽園のパーティーへと招待される。

ポート・オブ・パイレーツは、巨大な海賊船で無重力の世界を体験できるアトラクションだ。

【鉄道】

• 品川駅（高輪口）から徒歩約2分