川越市は小江戸の別名を持つ。江戸時代、譜代の川越藩の城下町として栄えたことから、歴史的建造物が多く、文化財の数では関東地方で神奈川県鎌倉市、栃木県日光市に次いでいる。ほしおさなえさんの小説『活版印刷三日月堂』の舞台。
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荒川と入間川が合流する交通の要衝で、平安時代に興った河越氏が鎌倉幕府で武蔵国筆頭の御家人として権勢を振るった。室町時代には、上杉氏、北条氏による武蔵国支配の拠点となり、戦国時代には江戸を上回る規模を誇った。
3層構造の塔で、高さは約16メートル。古くは鐘撞きが決まった時間に時を知らせていたが、現在では機械式で1日4回(午前6時、正午、午後3時、午後6時)鐘を鳴らす。
1958年(昭和33年)に川越市指定有形文化財に、1996年(平成8年)に日本の音風景100選に選ばれた。
1958年(昭和33年)に川越市指定有形文化財に、1996年(平成8年)に日本の音風景100選に選ばれた。
塔をくぐると薬師神社の境内だ。神社は病気平癒、特に眼病に対してご利益があるとされる。
シマノコーヒー大正館(埼玉県川越市連雀町13-7)は、1996年(平成8年)8月24日にオープンした。大正時代をイメージした喫茶店で、自家焙煎の豆をこだわりのサイフォンで淹れたコーヒーや、やサンドイッチ、トースト、お菓子などを提供している。
江戸時代を通じて徳川家に厚く保護され、日本三大羅漢の1つ、五百羅漢が建立された。
建物の多くが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっている。
建物の多くが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっている。
参考サイト
近隣の情報
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(この項おわり)