昭和新山は私有地にある

2023年9月22日 撮影
昭和新山
昭和新山(北海道有珠郡壮瞥町)は、1944年(昭和19年)1月にはじまった噴火活動で平らな麦畑が隆起してできた溶岩ドームで、標高398メートル。支笏洞爺国立公園内にあり、国の特別天然記念物、有珠山とともに日本の地質百選に選定されている。
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昭和新山
現在でも噴煙をたなびかせており、周辺地域が洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に認定されている。
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昭和新山
噴火活動は1945年(昭和20年)9月まで続き、太平洋戦争下であったために世間の動揺を誘わぬよう情報統制が敷かれていたが、壮瞥郵便局長だった三松正夫 (みまつ まさお) さんが観測記録をミマツダイヤグラムとして残している。なお、昭和新山は三松家の私有地にある。
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昭和新山
有珠山ロープウェイから見下ろしたところ。
有珠山とともに気象庁による常時観測火山に指定されており、山への立ち入りは禁止になっている。
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(この項おわり)
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