睡眠不足は体重を増やす

これらの影響への対策としては、運動が有用だとされている。運動はグレリンの量を減少させ、インスリンの反応を改善する。
黄色ショウジョウバエを使った実験で、不眠状態が10日以上続くと死亡率が急激に上昇し、通常ならば40日間の寿命を持つキイロショウジョウバエが20日で100%死ぬということがわかった。このとき、腸内にのみ活性酸素種が蓄積されていた。マウスを使って追加実験を行ったところ、不眠状態で小腸と大腸では活性酸素種が蓄積していた。
また、キイロショウジョウバエに抗酸化化合物を投与し活性酸素種を減らすことで、寿命が延びることもわかった。
また、キイロショウジョウバエに抗酸化化合物を投与し活性酸素種を減らすことで、寿命が延びることもわかった。
参考サイト
- Why sleep is so important for losing weight:THE CONBERSATION,2020年9月4日
- 睡眠と健康:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2010年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2013年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2014年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2015年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2017年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2018年版:ぱふぅ家のホームページ
- 睡眠と健康 2019年版:ぱふぅ家のホームページ
- 日本睡眠学会
- 日本睡眠教育機構 JSES
- 日中の眠気の評価法:健康・体力づくり財団
- 睡眠・覚醒障害研究部:国立精神・神経医療研究センター
- 睡眠医療プラットフォーム
(この項おわり)
睡眠不足は、食欲を亢進させるグレリンというホルモンの分泌を増やす一方、食欲を抑制するレピチンを減少させる。
睡眠不足はインスリンの反応を悪くする。その結果、糖が取り込まれにくくなり、必要以上の量の食事をとるようになる。