東海道新幹線 700系はカモノハシ

コスト低減を目指した第4世代新幹線車両
東海道新幹線 700系
2014年8月15日 西明石駅 写真:こぱふぅ
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東海道新幹線 700系
2014年3月26日 小田原駅 写真:こぱふぅ
新幹線700系電車は、試験車両300X500系のノウハウを取り入れ、東海道・山陽新幹線の第4世代として1999年(平成11年)にデビューした。
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東海道新幹線 700系
2003年7月26日 東京駅 写真:パパぱふぅ
最高速度は時速285キロ(姫路駅より東は270キロ)で、500系の300キロには及ばないが、製造・保守コストが安価である(製造コストは1編成あたり、700系は約36億4000万円、500系は約50億円)。
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700系と300系
2006年7月24日 東京駅 写真:パパぱふぅ
先頭車両は、500系より短い長さで騒音を軽減すべく、エアロストリームという「カモノハシ」のような形状となった。車内は、300系・500系にあったサービスコーナーは廃止され、代わりに飲料の自動販売機が設置された。
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東海道新幹線 700系
2003年11月3日 品川駅 写真:パパぱふぅ
10月1日に東海道新幹線品川駅が開業した。その1ヶ月後に品川駅を訪れた際に撮影した1コマ。
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東海道新幹線 700系
2010年6月6日 石橋,神奈川県小田原市) 写真:こぱふぅ
0系に比べると静かだが、500系より乗り心地が悪い。これは、車体軽量化のため、座席のスププリングをウレタンに置き換えたためのようだ。次世代新幹線ではスプリングを復活させるという。当初はのぞみとして運用されていたが、編成数の増加に伴いひかりとして走ることも多くなった。
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東海道新幹線 700系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
2020年(令和2年)3月8日に運転される最終臨時列車「ありがとう東海道新幹線700系『のぞみ315号』」を運行する予定だったが、新型コロナ・ウイルス感染症の拡大を受け、ラストランを中止。3月1日に営業運転は終了した。
引退後は再生アルミにリサイクルされ、東京駅にオープンする専門店街の装飾に用いられるという。
700系新幹線 関連
(この項おわり)
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