


外観で目立つのは、ズームリングより手前にある液晶だ。
撮影距離、焦点距離、揺れの量などが、表示モードボタンを押すことで切り替え表示される。APS-Cサイズの場合は、焦点距離を35mm判に換算して表示してくれるという。

SP70-300mm を買った当時、純正の望遠ズームは2005年(平成17年)発売と設計が古く、EOS 6Dの高速AFを活かしきれなかった。2016年(平成28年)12月、ようやくモデルチェンジしたのが「EF70-300mm_F4-5.6 IS II USM」である。
撮影距離、焦点距離、揺れの量などが、表示モードボタンを押すことで切り替え表示される。APS-Cサイズの場合は、焦点距離を35mm判に換算して表示してくれるという。

SP70-300mm を買った当時、純正の望遠ズームは2005年(平成17年)発売と設計が古く、EOS 6Dの高速AFを活かしきれなかった。2016年(平成28年)12月、ようやくモデルチェンジしたのが「EF70-300mm_F4-5.6 IS II USM」である。

300mmズーム時は、鏡筒が前に出る。レンズフードを付けると、さらに長くなる。周囲に人がいないことを確認してから取り回した方がいいだろう。

AFメカには、キヤノン独自の超音波モーターをチップ状に薄型化したナノUSMものが搭載されており、小型ながらもUSMと同様に高トルク・高レスポンスなのが特徴で、スピーディーなAFが可能だ。静止画撮影だけでなく、動画撮影時にもなめらかなピント合わせが行える。
また、AFの後、フォーカスリングを回転させるだけで手動でピントをずらせるフルタイムマニュアルに対応している。
また、AFの後、フォーカスリングを回転させるだけで手動でピントをずらせるフルタイムマニュアルに対応している。
キヤノン独自の手ぶれ補正機構「IS/イメージ・スタビライザー(IMAGE STABILIZER)」はシャッター速度で4段分の補正をしてくれる。300mm望遠でシャッター速度1/30秒程度なら手持ち撮影ができるだろう。
主要スペック(比較)
SP 70-300mm との比較スペックを一覧にした。スペック上の数字はよく似ている。
項目 | EF70-300mm | SP 70-300mm |
---|---|---|
画角(対角) | 34°~8°15' | 34°21'~8°15 |
レンズ構成 | 12群 17枚 | 12群 17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
絞り | F4/5.6~F32/45 | F4/5.6~F32/45 |
最短撮影距離 | 1.2メートル | 1.5メートル |
フィルター径 | 67mm | 62mm |
最大径×長さ | φ80mm×145.5mm | φ81.5mm×151.1mm |
質量 | 710g | 765g |
参考サイト
- EF70-300mm F4-5.6 IS II USM:キヤノン
- SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD:ぱふぅ家のホームページ
- デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」:ぱふぅ家のホームページ
- EF40mm f2.8 STM:ぱふぅ家のホームページ
- 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD:ぱふぅ家のホームページ
- ハイコストパフォーマンスなEF70-300mm F4-5.6 IS II USM:mono-logue
- Canon 望遠ズームレンズ 「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」:Digital-BAKA
- Canon EOS KissX2 EF70-300mm F4-5.6 IS USMレビュー:モータースポーツ撮影記+
(この項おわり)
最大の特長は、AF速度が速いことである。新幹線を相手にするこぱふぅが一押しするだけのことはある。ビデオ撮影にも追従するので、運動会撮影にも向いていると思われる。
実売5万円前後と、キヤノン純正のEFレンズの中では手ごろな価格なのもありがたい。ただし、レンズフードは別売りである。
また、SP70-300mm とズームリングの回転方向が逆であることにも注意。