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MicrosoftのOS「Windows 11」は、Windows 10の後継OSとして、2021年(令和3年)10月5日にリリースされた。
Microsoftは、このOSでレガシー環境を切り捨てた。32bit版はなく64bit版のみの提供となり、セキュアブートと TPM 2.0 を備えた UEFIファームウェアシステムが必要となった。CPUは Intel 第8世代Coreプロセッサ以降、または AMD Zen 2以降が必要。メモリは最大4GB、推奨16GB。
現在 Windows 10を利用しているユーザーは無償でアップグレードできる。

Windows 11の開発コンセプトは、生産性、コラボレーション、安全性、一貫性の4つとされているが、いまひとつピンと来ない。Windows 10の全ての機能を引き継ぎ、Windows XPのUIに先祖返りしたというのが第一印象。
Microsoftは、このOSでレガシー環境を切り捨てた。32bit版はなく64bit版のみの提供となり、セキュアブートと TPM 2.0 を備えた UEFIファームウェアシステムが必要となった。CPUは Intel 第8世代Coreプロセッサ以降、または AMD Zen 2以降が必要。メモリは最大4GB、推奨16GB。
現在 Windows 10を利用しているユーザーは無償でアップグレードできる。
Windows 11の開発コンセプトは、生産性、コラボレーション、安全性、一貫性の4つとされているが、いまひとつピンと来ない。Windows 10の全ての機能を引き継ぎ、Windows XPのUIに先祖返りしたというのが第一印象。
目次
Fluent Design
外観は、マイクロソフトの新しいデザインシステム「Fluent Design」を採用し、デスクトップやノートPCだけでなく、タブレットやVRにも対応したデザインを目指している。
Windows 10の「Metro」は平面的で不評だったが、Fluent はあらゆるデバイスを3D空間上でデザインすることを想定しており、下記の5つの特徴を備える。

スタートボタンやタスクバーは、画面の下中央に移動した。macOSを意識しているように感じる。Windows 8で導入し、Windows 10でも残ったライブタイルは廃止になり、アイコンのみのボタンを配置する。
エクスプローラーは、リボンUIが廃止になり、大きなアイコンが並んだシンプルなメニューとなった。
Windows 10の「Metro」は平面的で不評だったが、Fluent はあらゆるデバイスを3D空間上でデザインすることを想定しており、下記の5つの特徴を備える。
- Light(光)‥‥光の使い方を重視し、ユーザーがインターフェイスの重要な要素に集中できるようにするデザイン。光やシャドウを活用してインタラクションのフィードバックや要素の階層を示す。
- Depth(奥行き)‥‥3D効果や階層構造を取り入れて、インターフェイスに奥行き感を与える。これにより、インターフェイスの要素が自然で直感的に感じられるようになる。
- Motion(動き)‥‥アニメーションや移動の流れを活用して、ユーザーの操作に応じた動きで直感的なインタラクションを提供する。これにより、エクスペリエンスがより滑らかで魅力的になる。
- Material(質感)‥‥アプリケーション要素の素材感を重視し、透明性や反射などの効果を利用して現実世界に近い感覚を再現する。たとえば、アクリル効果などがこれに該当する。
- Scale(拡張性)‥‥さまざまなデバイスやスクリーンサイズに対応可能なデザイン。PC、タブレット、スマートフォン、HoloLensなど、異なるプラットフォーム間で一貫性のあるユーザーエクスペリエンスを提供する。
スタートボタンやタスクバーは、画面の下中央に移動した。macOSを意識しているように感じる。Windows 8で導入し、Windows 10でも残ったライブタイルは廃止になり、アイコンのみのボタンを配置する。
エクスプローラーは、リボンUIが廃止になり、大きなアイコンが並んだシンプルなメニューとなった。
Teams、Power Automateの統合
Microsoft Teams が OSに統合され、自動化ツール(RPAツール)の Power Automateが Power Automate for desktopとして標準付属するようになった。
ウィジェット
タスクバーにウィジェットが用意された。ニュース、スポーツ、天気、金融情報などが表示される。
Androidアプリ対応
エディション
- Windows 11 Home
- 個人向け。Windows 10 Homeの後継。
- Windows 11 Pro
- ビジネス向け。Homeと比べ――1)リモートデスクトップが使える 2)BitLockerで暗号化できる 3)Hyper-Vで仮想マシンが使える 4)ドメイン管理できる――の4機能が利用できるようになる。
- Windows 11 Enterprise
- 大企業向け、サブスクリプション契約。Proに比べ、機能更新プログラムのサポート期間が1年延長される。
- Windows 11 Education
- 教育機関向け。
バージョン 21H2(ビルド22000)
2021年(令和3年)10月5日にリリースされた最初の Windows 11。
バージョン 22H2(ビルド22621)
2022年(令和4年)9月20日にリリースされた。信頼できないアプリケーションをブロックする新しい Smart App Control (SAC) 機能が追加になった。
バージョン 23H2(ビルド22631)
2023年(令和5年)10月31日にリリースされた。22H2の更新で配布された機能をONにするだけなので、数分で更新完了する。
無料で利用できるAIアシスタント機能「Copilot in Windows」が搭載された。Edgeブラウザの右上にあるCopilotアイコンをクリックすると、いま開いているホームページの要約をしたり、プロンプトによるAIとの質疑応答、イラスト生成などを行うことができる。
無料で利用できるAIアシスタント機能「Copilot in Windows」が搭載された。Edgeブラウザの右上にあるCopilotアイコンをクリックすると、いま開いているホームページの要約をしたり、プロンプトによるAIとの質疑応答、イラスト生成などを行うことができる。
Windowsの設定やファイルなどをクラウドと同期する Windowsバックアップを搭載した。バックグラウンドで自動的に同期されるほか、その場でバックアップを実行することもできる。
開発環境の整備などが簡単にできる Dev Home を新たに搭載した。Visual StudioやGitなどのアプリを簡単にインストールできるほか、CPUやメモリなどの状況をウィジェットとして配置して監視したりできる。
MicrosoftやGoogleなど、パスキーに対応したサイトの認証情報を保存し、パスワードレスでサインインできるようになった。
開発環境の整備などが簡単にできる Dev Home を新たに搭載した。Visual StudioやGitなどのアプリを簡単にインストールできるほか、CPUやメモリなどの状況をウィジェットとして配置して監視したりできる。
MicrosoftやGoogleなど、パスキーに対応したサイトの認証情報を保存し、パスワードレスでサインインできるようになった。
バージョン 24H2(ビルド26100)
2024年(令和6年)10月1日にリリースされた。多くの機能強化が行われる一方、リリース直後にシステムクラッシュなどの致命的な不具合が多く、適用時期を遅らせた方も多いと思う。加えて、機能強化が多いがゆえに、Windows Update にも時間がかかる。
主な機能強化点をリストアップする。
また、開発者の習熟不足によるバグが発生したり、従来の C/C++ コンポーネントとの互換性や API の橋渡しといったコストが見込まれる。
24H2 は、リリースから8ヶ月を過ぎた2025年(令和7年)6月の時点でも、月例パッチで再起動しなくなるなどの致命的な不具合を出しており、これらの根本原因が開発言語の変更と関係がなければいいのだが‥‥。、

それを予見していたわけではないだろうが、ブート失敗時にネットワーク経由で診断データを送信し、Microsoft 側で修復・自動パッチ適用を試みる新しい自己修復機能「Quick Machine Recovery(QMR)」が追加になっている。
また、ブルースクリーンも、よりシンプルで分かりやすい黒背景の表示に変更(停止コードやドライバー情報あり)になった。

23H2 から 24H2 へのアップグレードは Windows Update を介して通常通り行うことができるが、大量のメモリやディスク容量を消費する。アップデート中は、プログラム作業や不要なサービスは止めることをおすすめする。
私は仕事をやりながらだったので、8時間以上を要した。最適状態では1時間30分~2時間で完了するとのこと。
インストールが終わると、再起動を何回か繰り返し、実際にデスクトップが利用可能になるまで、さらに30分程度必要だ。
- Copilot in WIndowsの単独アプリ化
- 7-Zip/tar形式の圧縮ファイル対応
- タスクバーとシステムトレイの強化
- デスクトップ背景のHDR対応
- Wi-Fi 7のサポート
- BVBluetooth Low Energy Audioデバイスの接続化以前
- 省電力機能の改善
- 音声の明瞭か処理
- Windowsカーネルの一部をRust言語で開発
- Quick Machine Recovery(QMR)
- NPU搭載のPCではAI機能を強化
また、開発者の習熟不足によるバグが発生したり、従来の C/C++ コンポーネントとの互換性や API の橋渡しといったコストが見込まれる。
24H2 は、リリースから8ヶ月を過ぎた2025年(令和7年)6月の時点でも、月例パッチで再起動しなくなるなどの致命的な不具合を出しており、これらの根本原因が開発言語の変更と関係がなければいいのだが‥‥。、
それを予見していたわけではないだろうが、ブート失敗時にネットワーク経由で診断データを送信し、Microsoft 側で修復・自動パッチ適用を試みる新しい自己修復機能「Quick Machine Recovery(QMR)」が追加になっている。
また、ブルースクリーンも、よりシンプルで分かりやすい黒背景の表示に変更(停止コードやドライバー情報あり)になった。
23H2 から 24H2 へのアップグレードは Windows Update を介して通常通り行うことができるが、大量のメモリやディスク容量を消費する。アップデート中は、プログラム作業や不要なサービスは止めることをおすすめする。
私は仕事をやりながらだったので、8時間以上を要した。最適状態では1時間30分~2時間で完了するとのこと。
インストールが終わると、再起動を何回か繰り返し、実際にデスクトップが利用可能になるまで、さらに30分程度必要だ。
顔認証によるログイン
ノートPC「VersaPro UltraLite タイプVN」の内蔵カメラが Windows Hello に対応しているので、顔認証を使ってログインできるようにした。認証には、Windows Hello for Business を使う。
まず、Windows メニューの「設定→アカウント→サインインオプション」から、Windows Hello PIN を設定する。
Windows Hello PIN は英数記号混在で設定できる文字列で、パスワードのようなものだが、ローカルにのみ保存される(クラウドには保存されない)。Windows Hello PIN を忘れると、変更も削除もできなくなるのでご留意を。
Windows Hello PIN は英数記号混在で設定できる文字列で、パスワードのようなものだが、ローカルにのみ保存される(クラウドには保存されない)。Windows Hello PIN を忘れると、変更も削除もできなくなるのでご留意を。
次に、Windows メニューの「設定→アカウント→サインインオプション」から、顔認識(Windows Hello)を設定する。画面のガイドにしたがって、内蔵カメラで顔を撮影する。「認識精度を高める」をクリックして追加の顔写真を登録することが可能。眼鏡の有無を登録できることは確認したが、マスク着用状態では登録できなかった。

設定が終わると、次回のログインやスクリーンロック解除は、カメラを見るだけで認証が通るようになる。パスワードを入力する手間が省け、スマホのような操作感になる。
設定が終わると、次回のログインやスクリーンロック解除は、カメラを見るだけで認証が通るようになる。パスワードを入力する手間が省け、スマホのような操作感になる。
参考サイト
(この項おわり)
