黒部ケーブルカーは全線地下式

半世紀前の開業時の車両が現役運行中
黒部ケーブルカー
2018年8月14日 黒部湖駅 写真:こぱふぅ
黒部ケーブルカーは、最大勾配31度の急斜面を登坂し、立山黒部アルペンルートのうち、黒部ダムのある黒部湖(標高1,455メートル)から黒部平(標高1,828メートル)の0.8kmを5分で結ぶ。
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黒部ケーブルカー
2017年9月21日 黒部湖駅 写真:こぱふぅ
車両は汽車製造株式会社(1972年に川崎重工業に吸収合併)製で、定員は130名。1969年(昭和44年)7月20日に開業した際の車両が、いまでも現役で運行している。
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黒部ケーブルカー
2017年9月21日 黒部湖駅 写真:こぱふぅ
自然保護と雪害防止から、日本で唯一の全線地下式ケーブルカーとなっている。

つるべ式ケーブルカーで、トンネルの中間地点で2台のケーブルカーがすれ違うようになっている。
黒部ケーブルカー
2017年9月21日 黒部平駅 写真:こぱふぅ
標高差約400メートルを5分で登り、黒部平駅に到着する。
黒部平駅は標高1,828メートルで、ケーブルカーの駅としては日本一標高が高い場所にある。
ここで立山ロープウェイに乗り換え、室堂平へ向かう。
立山黒部アルペンルート 関連

参考サイト

(この項おわり)
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