E217系電車は、113系の後継車両として1994年(平成6年)にデビューしたJR東日本の直流近郊形電車である。209系と同じ設計思想に基づいており、車体幅を2,800mmから2,950mmに広げた。
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VVVFインバーターが付いている。車体は軽量ステンレス構造で、近郊用としては初めて片側4扉を採用した。グリーン車は2階建て構造で、座席数は1両あたり90名。
座席はロングシート車両とセミクロスシート車両がある。編成は11両と4両。4両は逗子から列車を連結するために作られ、副1両と横に書いてある。
品川駅~錦糸町駅間は地下トンネルになっており、非常時脱出のため、前面に貫通扉を設けた。その後、省令改正に伴って貫通扉の設置が不要となり、7次車からは貫通扉は廃止された。
(この項おわり)