特急「カシオペア」は、上野~札幌間を結んでいる全室個室の寝台列車で、1999年(平成11年)7月16日に運行が始まった。北海道新幹線開業にともない、2016年(平成28年)3月20日に定期運行を終了した。
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定員は174人。寝台車10両、食堂車1両、ラウンジ車1両。全客室が2名用A寝台個室で、カシオペアスイート、カシオペアデラックス、カシオペアツインといった個室となっている。ノビノビ座席はない。
日本海縦貫線・常磐線などで1968年(昭和43年)から使用されてきたEF81 形の後継機として、2010年(平成22年)から貨物輸送や寝台特急「北斗星」、「カシオペア」に充当されている。
函館~札幌間は、北斗星、トワイライトエクスプレスと同様、 DD51形ディーゼル機関車の重連牽引となる。
JR東日本とJR北海道は、2016年(平成28年)3月の北海道新幹線の開業に合わせて、寝台特急「カシオペア」の定期運行を終了した。青函トンネルの電圧などが変更され、現在の機関車が使えなくなるためだ。
JR東日本とJR北海道は、2016年(平成28年)3月の北海道新幹線の開業に合わせて、寝台特急「カシオペア」の定期運行を終了した。青函トンネルの電圧などが変更され、現在の機関車が使えなくなるためだ。
しかし、新幹線とJR貨物が共用する青函トンネルでのダイヤ編成が難しく、北海道内への乗り入れは2017年(平成29年)2月をもって終了することになった。
参考サイト
- カシオペア紀行:JR東日本
- 銀色の寝台特急カシオペア乗車記:厩戸王子の独り言
- 寝台特急カシオペアを振り返る:ばんばんの鉄道放浪記
- しま太郎に会いに行く旅(カシオペア乗車編):寝台列車好きの鉄道の旅
- 関係者が語る寝台特急「カシオペア」は廃止ではなく休止?その意味とは:Mr.Tetsuoの鉄道の話題と趣味日誌
(この項おわり)