


東京駅が開業する1914年(大正3年)12月20日まで2年半の短い期間ではあったが、中央線のターミナル駅として賑わったという。

1923年(大正12年)9月の関東大震災によって焼失したが、焼け残った部分を利用して、1925年(大正14年)に2代目万世橋駅として復興した。
その後、1936年(昭和11年)4月25日に旧駅本屋の基礎を使って博物館部分を建設し、これが現在の交通博物館となっている。
その後、1936年(昭和11年)4月25日に旧駅本屋の基礎を使って博物館部分を建設し、これが現在の交通博物館となっている。

万世橋駅は、戦争が激しくなった1943年(昭和18年)11月1日に営業を休止した。実質的な廃止である。
駅と博物館の入口は別れており、駅の階段(戦時中に滑り止めの金属部分がはぎ取られてしまった)をあがっていくと、現在の中央線の高架橋部分にあるホームに出る。
駅と博物館の入口は別れており、駅の階段(戦時中に滑り止めの金属部分がはぎ取られてしまった)をあがっていくと、現在の中央線の高架橋部分にあるホームに出る。

旧万世橋駅のホームから見た中央線。御茶ノ水方面(西側)に向かってシャッターを切っている。
現在の中央線に比べると、ホームの長さはずいぶんと短い。
現在の中央線に比べると、ホームの長さはずいぶんと短い。

左側に見える建物が交通博物館だ。
マーチエキュート神田万世橋
旧万世橋駅遺構の階段(2ヶ所)やプラットホームを活用し、2013年(平成25年)9月14日、商業施設「mAAch マーチ エキュート 神田万世橋」がオープンした。

トレードマークの赤レンガ造りの高架橋は今も残され、1階に新たに飲食店など10店舗が入ったほか、2階のプラットホームも展望デッキやカフェとしてよみがえった。
運営するJR東日本ステーションリテイリングは、周辺地域の資料や書籍を備えたライブラリを設置するなどして、「過去・現在・未来」を感じられる作りになっていることをアピールしている。大正12年の古地図と現代の地図を照らし合わせて見ることができるオリジナル地図を制作し、販売もしている。

トレードマークの赤レンガ造りの高架橋は今も残され、1階に新たに飲食店など10店舗が入ったほか、2階のプラットホームも展望デッキやカフェとしてよみがえった。
運営するJR東日本ステーションリテイリングは、周辺地域の資料や書籍を備えたライブラリを設置するなどして、「過去・現在・未来」を感じられる作りになっていることをアピールしている。大正12年の古地図と現代の地図を照らし合わせて見ることができるオリジナル地図を制作し、販売もしている。
交通アクセス
【鉄道】
- JR秋葉原駅下車、徒歩で3分。
近隣の情報
- 交通博物館の鉄道ジオラマは圧巻:ぱふぅ家のホームページ
- さようなら交通博物館:ぱふぅ家のホームページ
- 万世橋駅遺構:ぱふぅ家のホームページ
- 交通博物館には蒸気機関車が多い:ぱふぅ家のホームページ
- 万世橋は東京初の石造橋:ぱふぅ家のホームページ
- チチブデンキの「おでん缶」:ぱふぅ家のホームページ
- JR御茶ノ水駅は大工事中:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
万世橋駅は、1912年(明治45年)4月1日、中央線の駅として開業した。