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大歩危・小歩危といっても漫才コンビではない。「足場の石の間隔が狭く大股で歩いては危ない大歩危、足場の石の間隔が広く小股で歩いては危ない小歩危」という地名の由来があるが、これは俗説。大歩危橋(左写真)の近くにあった看板によると、「歩危(ホケ)はホッケ、ホキが語源で、険しいところ」という意味とのこと。

国の天然記念物に
2013年(平成25年)11月、文化審議会は大歩危を天然記念物に指定するよう文部科学大臣に答申した。2014年(平成26年)2月に指定される見通しだ。

今回の指定区域は、三好市山城町西宇と西祖谷山村徳善を隔てる吉野川約500メートル一帯の国有地約3万6千平方メートルで、変成岩がドーム状に盛り上がった背斜構造が特徴。海洋プレートの沈み込み運動で地下深くに押し込まれた岩石が、変成後に再び地上に上昇してきた過程がこの背斜構造から読み取れ、日本列島の成り立ちを知る上で学術的に貴重と評価された。

今回の指定区域は、三好市山城町西宇と西祖谷山村徳善を隔てる吉野川約500メートル一帯の国有地約3万6千平方メートルで、変成岩がドーム状に盛り上がった背斜構造が特徴。海洋プレートの沈み込み運動で地下深くに押し込まれた岩石が、変成後に再び地上に上昇してきた過程がこの背斜構造から読み取れ、日本列島の成り立ちを知る上で学術的に貴重と評価された。
交通アクセス
【鉄道】
- 阿波池田駅よりJR特急で約17分
- 井川池田I.C.出口より車で25分
近隣の情報
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(この項おわり)