通天閣は国の登録有形文化財

2011年8月23日 撮影
通天閣
通天閣(大阪府大阪市浪速区恵美須東 1-18-6)は、新世界界隈の中心部に建つ高さ 100 メートルの展望塔である。国の登録有形文化財。観光名所として有名だ。開業 54 年目の 2010 年(平成 22 年)6 月 30 日入場者数 3500 万人を突破した。

「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治初期の儒学者、藤沢南岳である。
通天閣
外側には日立製作所の看板と天気予報を表す有名なネオンサインが設置されているが、2011 年(平成 23 年)7 月からネオン管を LED 官に変更して消費電力を抑えつつ多彩なイルミネーションを実現するための改修工事に入っている。2011 年(平成 23 年)10 月完成予定。
通天閣
現在の通天閣は 2 代目で、1956 年(昭和 31 年)に完成した。
1958 年(昭和 33 年)に完成した東京タワー(高さ 333 メートル)と比較されることが多いが、設計者は名古屋テレビ塔、東京タワーなどを手がけた内藤多仲 (ないとうたちゅう) である。
通天閣
地上と 2階を結ぶエレベーターの乗りかごは、世界初とされる円柱形をしている。2階には、5階展望台へのエレベーター乗り場、売店、ゲームコーナーがある。
通天閣
5階の展望台には、足の裏を撫でると幸運が訪れるという言い伝えがある幸運の神様「ビリケン」の像が安置されている。

通天閣ロボ

通天閣ロボ
通天閣ロボは、大阪観光を PR すべく、2010 年(平成 22 年)3 月にデビューした二足歩行ロボットだ。全高170 センチは世界最大。重量は 30 キロあるという。
大阪市長から浪速区の特別住民票が発行されている。
通天閣ロボの大きな写真大きな写真
(1200×1600 ピクセル, 576 Kbyte)

耐震補強工事

2014 年(平成 26 年)10 月から 2015 年(平成 27 年)6 月にかけ、外観を保ったまま耐震補強工事が行われた。地上約 90 メートルの展望台の揺れが改修前の 3 分の 1 以下になるという。

運営する通天閣観光をはじめ、耐震設計のコンペに参加した竹中工務店など、姿を変えたくないという思いが強かったという。形を変えると、国の登録有形文化財の返上も検討する必要があったことも大きい。
そこで、オイレス工業製の 90 センチ角の積層ゴムを 4 本の脚部に 1 基ずつ置き、重量3600 トンのタワーを支えるという、世界でも例が無い免震工法を採用した。
通常時はロックがかかる特殊なダンパーを付けることで、風揺れの問題を解決した。震度 3程度より大きい地震が発生するとロックが外れ、ダンパーが揺れを早く止める。
新しくできた地上 10 メートルの免震層を利用し、初代通天閣にあったクジャクの絵をあしらった天井画も復元された。

東京スカイツリー東京タワーでは、免震ではなく、制振や耐震技術が用いられている。

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(この項おわり)
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