


開業時には観光センターテレビ塔と名付けられように、当初、電波塔としての利用が計画されていたが、大分県下の放送局は十文字原高原に十文字原テレビ・FM放送所(1959年開局)を建設したため、その役割は果たさず、1961年(昭和36年)1月に別府タワーに名称変更した。



エレベーターに乗って17階に上がると、高さ55メートルの展望台がある。昭和の香りを色濃く残す展望台は、エレベータを降りたところに売店があり、開業時に4階にあり移設された別府タワー神社が鎮座している。

展望台の窓ガラスは、あちらこちらにヒビが入っている。注意書きには「当時のままのガラスを使用しております。ひび割れていますが、ガラス全体に特殊コーティングを施しています。安全のためガラスに強い力を加えないようご注意願います」と記されている。


目の前を走る国道10号線は、1970年代に入り拡幅工事が行われ、このため敷地が削られるなどして入場者が返照した。1987年(昭和62年)には収入源の広告ネオンサイン契約が打ち切られ、経営危機に陥る。


売店の脇に、レゴで作った別府タワーが置かれていた。かわいい。非売品。
タワー六兄弟
交通アクセス
【鉄道】

- 別府駅下車、徒歩約8分
- 大分交通または亀の井バス「別府タワー前」バス停

参考サイト
近隣の情報
- 別府タワーはタワー六兄弟の三男:ぱふぅ家のホームページ
- 竹瓦温泉は別府温泉のシンボル:ぱふぅ家のホームページ
- ビーコンプラザには別府市を望む展望塔:ぱふぅ家のホームページ
- 別府温泉は源泉数、湧出量とも日本一:ぱふぅ家のホームページ
- 別府地獄めぐりと地獄蒸し釜:ぱふぅ家のホームページ
- みょうばん・湯の里では「薬用 湯の花」を製造販売:ぱふぅ家のホームページ
- 湯布院?由布院? 湯布院温泉は存在しない?:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
鉄骨鉄筋コンクリート造りの5階建ての建物の上に鉄骨を組んだ構造で、秒速160メートルの台風にも耐えるという。完成時の高さは100メートルあったが、アンテナなどを取り外したことで、現在の高さは90メートルになっている。