小樽運河は沖合いを埋立てて造られた

2013年8月14日 撮影
小樽運河
小樽運河は、内陸に水路を掘ったものではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られたものである。1923年(大正12年)に完成した。緩やかに湾曲しているのが特徴である。
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小樽運河
小樽港は北海道開拓の玄関口として発展し、沖に停泊した大きな船から (はしけ) を使って陸に荷揚げしていた。ところが取り扱う荷量が多くなり、効率的に運搬するために艀が直接倉庫の近くまで入って行ける運河を造ることになった。
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小樽運河
戦後は樺太との交流がなくなり輸送する物流が急減し、岸壁が整備されたことから運河の廃れていった。
埋めてて道路にするかどうかの議論が続き、1986年(昭和61年)、運河の1140mだけ残し、残りを道路と散策路にすることになった。
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小樽運河
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散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れ時には運河沿いの石造倉庫群をライトアップする。また、倉庫群は当時の姿のまま残されており、レストランなどに再利用されている。
1996年(平成8年)には都市景観100選を受賞した。

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目的地:小樽運河

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参考サイト

(この項おわり)
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