


延養亭
延養亭は藩主の居間で、園内で最も重要な建物である。
太平洋戦争で焼失し、1960年(昭和35年)に当時第一級の木材と技術で築庭当時の間取りに復元された。
園内外の景勝が一望できるように作られており、歴代藩主もここから庭園を眺めていたことだろう。
太平洋戦争で焼失し、1960年(昭和35年)に当時第一級の木材と技術で築庭当時の間取りに復元された。
園内外の景勝が一望できるように作られており、歴代藩主もここから庭園を眺めていたことだろう。

廉池軒
廉池軒は戦災をまぬがれた数少ない建物の一つで、池に架かる石橋や対岸の小島なども、往時の姿を今に伝える。
この建物からは沢の池越しに見える松林や曲水と池の段差など、起伏に富んだ景観を眺めることができます。
この建物からは沢の池越しに見える松林や曲水と池の段差など、起伏に富んだ景観を眺めることができます。

能舞台・栄唱の間能舞台・栄唱の間
能舞台・栄唱の間は、接待の場としても利用された。
池田綱政は家臣や領民にも能を見せたと伝えられており、子どもの継政は能舞台周辺の建物を大きく改築した。
池田綱政は家臣や領民にも能を見せたと伝えられており、子どもの継政は能舞台周辺の建物を大きく改築した。

沢の池
園内中央には沢の池があり、中の島、御野島、砂利島の3つの島が浮かんでいる。

花葉の池
花葉の池では、夏になると、大輪の白い花を咲かせる蓮の「一天四海」(通称・大名蓮)が見頃となる。
池には、園内の曲水と沢の池から滝の石組の中に巧みに導かれた水が美しく流れ落ちてくる。
池には、園内の曲水と沢の池から滝の石組の中に巧みに導かれた水が美しく流れ落ちてくる。

二色が岡
二色が岡は、かつては、山桜と楓が季節ごとに彩りを変える趣向の林だった。現在は杉が中心となり、市街地にありながら野鳥の飛来する静かな林となっている。
交通アクセス
【JR岡山駅から】

- 徒歩25分
- バスターミナル1番乗り場、岡電バス「藤原団地」行き→「後楽園前」下車すぐ
- 市内電車東山行きで4分、「城下」下車徒歩10分
- タクシーで約10分
- 岡山I.C.から車で20分

近隣の情報
- 岡山後楽園は日本三名園のひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- 岡山城は戦国時代に宇喜多秀家が築城:ぱふぅ家のホームページ
- 岡山中央警察署西川橋交番:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営された日本庭園で、国の特別名勝に指定されている。