等々力渓谷は東京23区唯一の渓谷

2015年1月11日 撮影
等々力渓谷
等々力渓谷 (とどろきけいこく) (東京都世田谷区等々力 1 丁目22)は東京 23 区内で唯一の渓谷で、1999 年(平成 11 年)には東京都の名勝に指定された。

緑豊かな武蔵野の生態系を残しつつ、散策路も整備されており、ジョギングする人の姿も見られる。
等々力渓谷の大きな写真大きな写真
(1707×2560 ピクセル, 2675 Kbyte)
等々力駅 - 等々力渓谷
最寄り駅は東急大井町線「等々力駅」(東京都世田谷区等々力 3 丁目)。

駅舎は上下線に挟まれた場所にあり、駅両脇の道路と駅舎を結ぶ構内踏切がある。
等々力駅 - 等々力渓谷
駅舎から続いて島式 1面のホームがある。

開業は 1929 年(昭和 4 年)11 月と古く、趣のあるホームだ。
等々力渓谷公園入口 - 等々力渓谷
等々力駅を出て南へ、成城石井の端にそびえる「けやきの大樹」(世田谷区の銘木百選)を目印に歩いて行く。この交差点を右に折れると、ゴルフ橋が見える。ここまで 3 分ほど。

昭和初期、この近辺にあったゴルフ場に行く人たちのために造られたことからゴルフ橋と名付けられた。ゴルフ場は 1939 年(昭和 14 年)に閉鎖された。

ゴルフ橋の右側に「等々力渓谷公園入口」の看板と階段が見える。台地面から川面までは 10 メートルの落差がある。
ネコ - 等々力渓谷
ゴルフ橋のたもとで、丸々と太った猫がお出迎え。
谷沢川 - 等々力渓谷
等々力渓谷は、谷沢川 (やざわがわ) 国分寺崖線を流下化する際に削り出して造られた渓谷である。

国分寺崖線は、現在は関東ローム層の下に埋まっている古多摩川の浸食による自然河川堤防とされている。ここから北西へ延び、つつじヶ丘、深大寺付近から野川に沿って北上、殿ヶ谷戸庭園を通り、国立駅の東側を横切って、武蔵村山市緑が丘に達する。
谷沢川 - 等々力渓谷の大きな写真大きな写真
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環八通り - 等々力渓谷
さらに南へ下ると、環八通り(環状8 号線)の玉沢橋をくぐる。橋の下だけ、岩がゴロゴロしたむき出しの状態である。

等々力渓谷は急斜面となっているおかげで宅地化を免れ、かつて豊かな森林だった武蔵野の面影を残している。

渓谷沿いに散策道が整備されたが、あちらこちらから湧き水が出て谷沢川に流れ込んでいる。
稲荷堂と不動の滝 - 等々力渓谷
利剣の橋を渡った左岸の崖から湧水が二筋の滝となって落ちている。これが不動の滝で、等々力の地名はこの滝の水音に由来すると言われている。
近くに稲荷堂があり、正一位稲荷大明神と不動明王が祀られている。
稲荷堂と不動の滝 - 等々力渓谷の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2747 Kbyte)
稲荷堂と不動の滝 - 等々力渓谷
不動の滝は古くから修験道の霊場として知られ、多くの行者が訪れたという。
いまは打たれると程の水量はない。
等々力不動尊 - 等々力渓谷
不動の滝の先の階段を上ると、役行者を祀る祠があり、等々力不動尊(東京都世田谷区等々力 1 丁目22番47 号)に至る。
真言宗智山派寺院で、等々力満願寺の別院だ。本堂は江戸末期の建造である。
等々力不動尊 - 等々力渓谷の大きな写真大きな写真
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等々力不動尊 - 等々力渓谷
根来寺 (ねごろじ) 興教大師 (こうぎょうだいし) が当地に不動堂を建立したと伝えられており、玉川八十八ヶ所霊場 33番、関東三十六不動霊場 17番となっている。

境内には渓谷を見下ろせる展望台がある。
日本庭園 - 等々力渓谷
利剣の橋からさらに先へ進むと日本庭園がある。入場無料だが、閉門時間が割と早い。

交通アクセス

【鉄道】
  • 東急大井町線「等々力駅」より徒歩 3 分
【バス】
  • 東急バス・都営バス「等々力バス停」より徒歩 3 分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:等々力渓谷
等々力 関連

参考サイト

近隣の情報

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(この項おわり)
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