深大寺にあった鬼太郎茶屋

2009年1月4日 撮影
鬼太郎茶屋
鬼太郎茶屋(東京都調布市深大寺元町5-12-8)は、妖怪舎(鳥取県境港市)が経営するキャラクタ・ショップである。
老朽化のため2024年(令和6年)8月4日に閉店。2024年(令和6年)11月20日に、天神通り商店街(東京都調布市布田1丁目34-1 永祥1ビル1階)にリニューアルオープンした。
鬼太郎茶屋の大きな写真大きな写真
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鬼太郎とねずみ男 - 鬼太郎茶屋
茶屋の正面には、鬼太郎とねずみ男が並んで立っている。

深大寺の山門内にあり、深大寺そば屋と区別がつかないような地味なたたずまいであるが、中に入ると最新の妖怪グッズが一杯。
鬼太郎とねずみ男 - 鬼太郎茶屋の大きな写真大きな写真
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鬼太郎ハウス - 鬼太郎茶屋
茶屋の脇の木の上には鬼太郎ハウスがある。

調布市は、水木しげるが住んでいる関係から、ゲゲゲの鬼太郎に関するものが多い。
2010年(平成22年)にはNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で深大寺がロケ地になったことから、ここを訪れる人が増えたという。
鬼太郎ハウス - 鬼太郎茶屋の大きな写真大きな写真
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鬼太郎カー - 鬼太郎茶屋
茶屋の軒先に鬼太郎カーが停まっていた。痛車のカテゴリーには入らないのだろうか。
鬼太郎カー - 鬼太郎茶屋の大きな写真大きな写真
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鬼太郎茶屋
茶屋の裏手はこんな感じ。

鬼太郎の原作者である水木しげるによれば、妖怪は目に見えないものなのだそうだ。こんな感じで、あなたの家の裏手にも妖怪が隠れているかもしれない。
鬼太郎茶屋の大きな写真大きな写真
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2008年(平成20年)、鬼太郎の5度目のアニメ化と、手塚治虫生誕80周年を記念して、鬼太郎とアトムのコラボ企画が立ち上がった。
1928年(昭和3年)の生まれの手塚が「神様」なら、1922年(大正11年)生まれの水木は「妖怪」だ。二人の作品は、陽と陰、まったく正反対だとしか言いようがない。
文豪・夏目漱石の孫である房之助は、この二人を戦争という視点から「マンガと『戦争』」(講談社/1997年(平成9年)12月)で比較し、手塚マンガは生への礼賛を、水木マンガは死への同化を描いていると評している。
手塚は20年前に昇天し本当に神様となったわけだが、一方の水木は、86歳にして新連載「遠野物語」を開始した。まさに妖怪である。

閉店とリニューアルオープン

既にあった建物に入居し、修繕を重ねて営業を続けてきたが、老朽化のため、2024年(令和6年)8月4日に本店舗は閉店した。
2024年(令和6年)11月20日に、天神通り商店街(東京都調布市布田1丁目34-1 永祥1ビル1階)にリニューアルオープンした。
墓場の鬼太郎関連

交通アクセス

【鉄道+バス】
  • 京王線「つつじヶ丘駅」より京王バス深大寺行き
  • 京王線「調布駅」より小田急バス吉祥寺または三鷹行き
  • 中央線「三鷹駅」または「吉祥寺駅」より小田急バス調布または深大寺行き
  • いずれも、「深大寺」または「深大寺入り口」下車

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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