天保山は(かつて)日本一低い山

2021年12月31日 撮影
天保山公園 - 天保山
天保山公園
天保山 (てんぽうざん) (大阪府大阪市港区築港3-2)は、標高4.53メートルで、日本一低い山として知られている。しかし、東日本大震災の影響で、2014年(平成26年)の測量で標高3メートルとなった宮城県仙台市の日和山 (ひよりやま) が日本一低い山となっている。

天保年間(1830~1844年)、安治川 (あじがわ) 河口を浚渫した土砂を積み上げた築山で、丘の上に灯火を立てて出入港船舶の目印としたので、目印山とも呼ばれた。
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基本測量三角点 - 天保山
基本測量三角点
高度経済成長期の地下水の汲み上げで地盤沈下が起き、現在、天保山は天保山公園の中に埋もれている。
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基本測量三角点 - 天保山
基本測量三角点
天保山の基本測量三角点。
明治天皇行幸記念碑 - 天保山
明治天皇行幸記念碑
公園内には、1868年(明治元年)4月18日に明治天皇が日本初の観艦式を行った巨大な行幸記念碑が建っている。
この観艦式には、明治新政府軍の軍艦6隻とフランス海軍の軍艦1隻が参加し、当時の佐賀藩が所有していた電流丸が旗艦を担った。
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天保山大観覧車 - 天保山
天保山大観覧車
天保山大観覧車は、海遊館のすぐ横にそびえる高さ112.5メートル、直径100メートルの世界最大級の観覧車だ。1周の所要時間は約15分で、晴れた日には東に生駒山系、西に明石海峡大橋、南に関西国際空港、北に六甲山系までが一望できる。
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天保山渡船場 - 天保山
天保山渡船場
天保山渡船場は、大阪港の繁栄を企図して大阪市が1905年(明治38年)に開設したもので、当初は天保山、桜島、築港大桟橋の間を三角運航していたが、大阪港の繁栄につれて利用客が増えた。現在は、天保山と此花区桜島3丁目の間、約400メートルを結んでいる。
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天保山渡船場 - 天保山
天保山渡船場
昭和初期には桜島付近の重工業化が進み、通勤用としても利用された。
1937年(昭和12年)12月1日21時ごろ、渡船が突風にあおられて転覆、軍需工場帰りの乗客53人の犠牲者を出す事故があった。
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天保山
天保山
1940年(昭和15年)に経営が土木部(現・建設局)に移され、現在にいたっている。
1967年(昭和42年)には1日平均1,700人の利用客があったが、2020年(令和2年)現在は603人にまで減少している。
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交通アクセス

【鉄道】
  • Osaka Metro「大阪港駅」より徒歩約7分
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出発地の最寄駅:

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天保山 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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