鹿野川ダムは洪水調節・発電を目的とする多目的ダム

2022年5月58日 撮影
鹿野川ダム
鹿野川ダム
鹿野川ダム (かのがわだむ) (愛媛県大洲市肱川町宇和川)は、四国の南予地方を流れる肱川 (ひじかわ) にあり、堤高61メートル、堤頂長167.9メートルの重力式コンクリートダムである。洪水調節・発電を目的とする多目的ダムで、1953年(昭和28年)に着工し、1958年(昭和33年)に完成した。
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鹿野川ダム
鹿野川ダム
鹿野川ダムの有効貯水容量は,当初2980万m3だったが、1970年(昭和45年)や1982年の台風や豪雨で水害が発生したことから、3620万m3に引き上げられている。
さらなる水害対策のため、上流では野村ダムが建設されたほか、支流・河辺川では山鳥坂ダムが建設中である。

鹿野川ダム自体も再開発が行われており、ダム右岸側にトンネル式の放流設備を増設するとともに、湖底の堆砂の除去、選択取水設備の設置による冷水・濁水対策、曝気循環施設の設置による水質悪化対策が進められている。
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鹿野川湖
鹿野川湖
ダム湖は鹿野川湖と呼ばれ、コイやジャンボヘラブナなど多種多様の魚が生息し、釣り人に人気だ。
愛媛県内有数の桜の名所で、例年3月下旬から4月上旬にかけて約3,000本の桜が花見客を楽しませる。
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また冬になると愛媛県内に生息するオシドリが何千羽も飛来しダムの中を埋め尽くすなど季節ごとに違った景色を見せ、

交通アクセス

【鉄道】
  • JR予讃線「伊予大洲駅」から宇和島バス大成行き35分、「鹿野川大橋」下車

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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