鹿屋市鉄道記念館は大隅線の歴史を伝える

2023年3月18日 撮影
鹿屋市鉄道記念館
鹿屋市鉄道記念館 (かのやしてつどうきねんかん) (鹿児島県鹿屋市共栄町20-2)は、1987年(昭和62年)に廃止された国鉄大隅線「鹿屋駅」跡地に、1988年(昭和63年)10月1日にオープンした記念館で、大隅地域の住民の足を支えてきた国鉄大隅線の歴史を伝える。
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鹿屋市鉄道記念館
鹿屋駅は1915年(大正4年)7月11日に開業した。当初は762mm軌間の軽便鉄道で、鹿屋と海岸を結んで航路を介して鹿児島市へ連絡するルートだった。1938年(昭和13年)10月に1,067mm軌間へ改軌し、1972年(昭和47年)9月に大隅線が全線開業する。
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鹿屋市鉄道記念館
木造平家建ての記念館内には、ジオラマや、大隅線の往時を偲ばせる資料など約400点が展示されている。
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さようなら大隅線の旅 大隅半島一周号  - 鹿屋市鉄道記念館
さようなら大隅線の旅 大隅半島一周号
大隅線が配線になる前日の1987年(昭和62年)3月13日に、キハ58系による「さようなら大隅線の旅 大隅半島一周号」が、鹿児島から鹿屋、志布志、西都城を回って戻るルートで運行した。そのときのヘッドマークが展示されている。
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鹿屋市鉄道記念館
屋外には大隅線の駅名標が立ち並ぶ。
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キハ20系 - 鹿屋市鉄道記念館
キハ20系
国鉄キハ20系形気動車が静態展示されている。
このキハ20 441は1962年(昭和37年)1月に製造され、長崎、直方、佐賀と配属を変え、大隅線を最後に1987年(昭和62年)2月末日に廃車となった。延べ走行距離2,327,793kmと、地球を56周した計算になる。
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キハ20系 - 鹿屋市鉄道記念館
キハ20系
キハ20系はよく整備されており、中に入ることもできる。
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交通アクセス

【自動車】
  • 垂水港より車で約40分
鹿屋市 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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