仙台で牛タンを食す

2024年9月6日 撮影
伊達の牛タン本舗
伊達の牛タン本舗
伊達の牛タン本舗 錦ケ丘 宮城インター店(宮城県仙台市青葉区錦ケ丘1-3-1)で、仙台名物の牛タン焼きをいただいた。牛タン本来の旨味を引き出す定番の塩味に、テールスープと麦飯。滅茶苦茶辛い南蛮みそ漬けに、ずんだ餅も加わり――。
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伊達の牛タン本舗
伊達の牛タン本舗
1948年(昭和23年)、仙台に駐留した米軍が残していたタンとテールを有効利用すべく、戦前にフランス人シェフからシチューなどに使う牛タンの料理法を学んでいた焼き鳥店「太助」初代店主・佐野啓四郎が、牛タン焼きの専門店を開業したのが仙台牛タン焼きのはじまりとされる。日本人の味覚に合うよう工夫し、テールを使ったスープも開発。これらを定食料理として出した。
燃料も食糧も乏しく、牛タンは炭火で焼き、白米の代わりに麦飯を出した。そして、佐野の故郷・山形の伝統料理である南蛮みそ漬けを添えた。このスタイルが現代に受け継がれている。
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伊達の牛タン本舗
伊達の牛タン本舗
牛の舌はビール大瓶1本の大きさで、硬い皮を包丁でむいた後、ハムを切るように手のひら半分大にスライスしていく。スライスした一枚一枚にお客さんが食べやすいように包丁で筋を入れるが、表面だけをそっと切り込むのがミソ。
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錦ケ丘ヒルサイドモール
錦ケ丘ヒルサイドモール
完全に切っては味が染み込まないという。塩・コショウで味付けし、一晩寝かせて炭火で焼けば出来上がりだ。

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錦ケ丘ヒルサイドモール
錦ケ丘ヒルサイドモール
1991年(平成3年)に創業した伊達の牛タン本舗は、現在7店舗を展開しており、錦ケ丘 宮城インター店は仙台市郊外にある錦ケ丘ヒルサイドモールの2階にある。
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交通アクセス

【バス】
  • JR仙山線「愛子駅」下車、愛子観光バス「錦ケ丘6丁目」行きで約4分、「錦ケ丘ヒルサイドモール」下車
  • 仙台駅より愛子観光バス「錦ケ丘6丁目」行きで約26分、「錦ケ丘ヒルサイドモール」下車
【自動車】
  • 東北自動車道「仙台宮城IC」より国道48号線
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:錦ケ丘ヒルサイドモールs
仙台牛タン 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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