2023年 印象に残ったニュース

2023年12月31日 作成
2023年(令和5年)は、新型コロナが5類へ移行し、経済が回復し日経平均株価は3割値上がりました。ネットで脅迫を行ったとしてガーシー前参院議員が逮捕されたり、ネットでの誹謗中傷で有罪になったケースが増え、複数の私人逮捕系ユーチューバーが逮捕され、ネットで手に入れた違法薬物使用や薬物の過剰摂取事件が相次ぎました。

目次

新型コロナが5類へ移行

ワクチン接種の予約ができない人のイラスト(電話)
2020年(令和2年)1月15日に日本国内で最初の新型コロナウイルス感染症の患者が確認されてから2週間後の2月1日に、政府は指定感染症(2類)に指定し、感染確認時の最寄り保健所への届け出や都道府県知事による入院や就業制限の措置、医療費自己負担分の公費負担などが可能になりました。これは、SARS(重症急性呼吸器症候群)、2種類の鳥インフルエンザ、MERS(中東呼吸器症候群)に続く5例目のことです。
その後、2021年(令和3年)1月7日に2類指定を延長し、2月13日には「新型コロナを新型インフルエンザ等とみなす」規定を特措法の附則に盛り込むことで、緊急事態宣言など強い対策を打ち出すことが可能になりました。
その後、ワクチン接種などが功を奏して感染拡大に歯止めがかかってきたことから、2023年(令和5年)5月8日に5類感染症へと移行しました。
厚生労働省によると、変更ポイントは下記の通りです。
  • 政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
  • 感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
  • 限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
  • 医療費等について、健康保険が適用され1割から3割は自己負担いただくことが基本となるが、一定期間は公費支援を継続する。

日経平均株価、33年ぶり3万3000円超

株のイラスト「喜ぶトレーダー」
2023年(令和5年)の大発会を2万5835円でスタートした日経平均株価ですが、「新型コロナが5類へ移行」など明るい材料が経済を牽引し、海外から多くの外国人観光客が日本を訪れるなど、デフレからインフレへの転換が始まり、6月13日には33年ぶりとなる3万3000円を超えました。
その後は円高の影響などがあり調整局面に入りますが、11月から堅調な米国株に後押しされる形で再び上昇トレンドにあります。大納会の終値は3万3464円と、約3割の上昇をみせました。

一方、2023年度の経済成長率は+1.5%と見込まれ、2022年度と同じ数字です。これは、7~9月期に個人消費や設備投資が低迷し、成長率が前期比ー0.7%と落ち込んだ影響があります。
大手企業の冬のボーナスは平均90万円台に乗せましたが、中小企業の平均は48万円と格差が広がっています。

ネットで脅迫、ガーシー前参院議員逮捕

ネットストーカーのイラスト(男性)
2023年(令和5年)6月4日、警視庁はユーチューバーで前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)を、有名人に対する脅迫などの疑いで逮捕しました
ガーシー容疑者は、YouTubeで有名人のゴシップ動画を次々と配信し、注目を集め、2022年(令和4年)7月の参院選でNHK党から立候補し初当選しました。
しかし、ドバイに滞在したまま国会を欠席し続け、参院は帰国して欠席について謝罪をするよう求めましたが、ガーシー容疑者はこれを無視し、3月に除名処分を受けました。国会に一度も登院せずに議員資格を失った初の議員になりました。
一方、警視庁はガーシー容疑者に対し、帰国して警察の取り調べに応じるよう求めましたが、容疑者はこれも繰り返し無視しました。
9月18日、東京地裁でガーシー容疑者の公判が始まり、脅迫罪の常習性は否定しつつも、借金をしていた友人に暴露系の動画配信をやれば収益を稼げると誘われたと証言しました。

2023年(令和5年)は、SNSを中心にネットでの誹謗中傷で有罪になったケースが増え、複数の私人逮捕系ユーチューバーが逮捕されました。

違法薬物使用や薬物の過剰摂取事件が相次ぐ

薬物中毒・薬物乱用のイラスト
2023年(令和5年)8月3日、日本大学アメリカンフットボール部(日本大学フェニックス)の寮を警視庁が家宅捜索したところ、大麻の植物片と覚醒剤の成分を含む錠剤が発見されました。5日、3年生部員1人を覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)の疑いで逮捕しました。日本大学はチームを無期限活動停止処分としましたが、他に関与者がいないと判断して10日付で解除しました。
ところが警視庁による任意聴取で、他にも大麻を所持していた部員がいることが分かり、日本大学は9月1日付で再び無期限活動停止処分にしました。12月1日までに4人が逮捕または書類送検となりました。部員らは、SNS等を通じて大麻を購入したといいます。
スポーツ推薦を受けた学生枝の影響を心配する大学側は処分が二転三転しましたが、12月15日に開かれた日本大学の臨時理事会で廃部とすることを正式に決定しました。
薬物事犯検挙人員の推移
薬物事犯検挙人員の推移
厚生労働省によると、2022年度の薬物事犯検挙人員は12,621人と2021年度より減少しましたが、大麻に関わる検挙人員は5,546人と増加傾向が続いており、覚醒剤の人数を超える勢いです。
一方、2023年(令和5年)9月頃から、大阪府にある会社が製造したとされるグミキャンディーに HHCH が含有されたとされる成分が検出され、それを食べた人らから体調不良などを訴えた人が相次ぎ、厚生労働省が11月22日に指定薬物として、これらの成分の入ったグミの所持や使用、販売を禁止としました。

12月6日に改正大麻取締法が成立し、大麻草の成文使用の医薬品への使用を解禁する一方、大麻の使用も罰則対象にし、大麻草の栽培は2種類の免許制にしました。

ストレスから風邪薬や咳止め薬などの医薬品を過剰摂取するオーバードーズが問題になりました。本人が飲んで救急搬送される事件が、他人が飲ませて死亡させた事件が相次ぎました。

闇バイト

ハッカー・ネットワーク犯罪のイラスト(セキュリティ)
2023年(令和5年)は、SNSやネット掲示板などで高額な報酬を受け取る代わりに、犯罪行為を代行する闇バイトが問題になった。
2022年(令和4年)5月以降、全国各地で闇バイトを募り、強盗殺人事件を起こした指示役「[ルフィ:bluye]」として、警視庁はフィリピンの入管施設から日本に強制送還された4人を逮捕した。
しかし、闇バイトは正規の求人サイトにも載されており、警察庁は引きつづき注意を呼びかけている闇バイトに一度でも応募してしまうと、個人情報を聞き出され、家族にも危害を加えると脅される。もし関わってしまったら、すぐに最寄りの警察署に相談してほしい。

福島第一原発の処理水放出開始

処理水などが入ったタンク群
処理水などが入ったタンク群
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災にともなう津波で被災した東京電力福島第一原子力発電所から放出が続く汚染水を、多核種除去設備などを使用して、放射性物質を国の規制基準以下に浄化処理した処理水は、処理水タンクに保管を続けていましたが、2023年(令和5年)6月29日時点で容量の97%にあたる約133万8000トンに達しました。
国は2016年(平成28年)に「基準以下に薄めて海に放出する案」などの対策案を示していたが、国際原子力機関(IAEA)の調査報告を受け、8月24日午後、約7,788トンの処理水を海洋放出しました。放出後に、福島第一原子力発電所から3km以内の10か所で採取した海水のトリチウムの濃度を公開し、いずれの地点でも検出限界値を下回っていました。11月20日までに3回の海洋放出を行いました。今後約30年間かけて、処理水を海洋放出するとしています。
処理水放出の決定に対し、複数の漁業組合及び漁業者、漁師らは反発をしています。
韓国最大与党の民主党は、処理水放出に抗議を続けています。中国も反対の立場で、日本産水産物の全面停止を宣言し、反日運動が激化しました。台湾も反対しているが、フィリピン、パラオは賛成の立場です。

宗教二世問題

宗教の二世のイラスト
2022年(令和4年)7月8日に、安倍晋三氏が銃撃を受けて亡くなった事件を契機に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)がクローズアップされました。なかでも、家族ぐるみで入信することで子どもに信仰を強要することが虐待ではないかという観点から、宗教二世問題が浮上しました。

一方で、日本国内の新興宗教の教祖が相次いで亡くなりました(以下、敬称略)。
大川隆法が3月2日に亡くなった。享年66歳。1986年(昭和61年)10月に幸福の科学を開設しました。
浅井昭衛が10月16日に亡くなりました。。享年91歳。1942年(昭和17年)に東京妙信講を結成し、のちに日蓮正宗顕正会(現・冨士大石寺顕正会)と改名し宗教団体を設立した浅井甚兵衛の長男として、第2代会長に就任しました。
池田大作が11月15日に亡くなりました。享年95歳。1947年(昭和22年)に創価学会に入会し、1960年(昭和35年)5月に第3代会長に就任。1963年(昭和38年)11厚に公明党を結成しました。
宗教二世問題が表面化したのは、こうしたカリスマの求心力低下によるものかもしれません。

記録的猛暑、夏の平均気温過去最高

夏バテのイラスト(男の子)
2023年(令和5年)6月から8月の平均気温は1898年(明治31年)の統計開始以降で最も高く、とくに7月後半から8月にかけて北日本を中心に記録的な暑さに見舞われました。8月5日に福島県伊達市梁川、10日に石川県小松市でともに最高気温40.0℃と、今年の国内最高気温を観測しました。
年間の猛暑日(日最高気温が35℃以上)日数は、群馬県桐生市で46日と国内の歴代最多記録を更新し、埼玉県熊谷市で45日、京都市で43日など、過去最多を記録した地点が多くなりました。
また、年間の真夏日(日最高気温が30℃以上)日数も、岐阜県多治見市で101日など過去最多となった所が多くなりました。東京でも記録的な暑さとなり、年間の猛暑日日数22日、真夏日日数90日はともに過去最多で、64日連続の真夏日(7月6日から9月7日まで)は過去最長でした。
9月も厳しい残暑が続き、中旬から下旬にかけて、これまでで最も遅い猛暑日となった地点もありました。
5月から9月の全国の熱中症による救急搬送者数は91,467人(昨年より20,438人増加)で昨年の約1.3倍でした。記録的な暑さとなった北海道と東北は昨年の約2倍、8月は北海道と秋田県で昨年の約10倍と大幅に増加しました。

マイナンバーカードのトラブルが続く

マイナちゃん
マイナちゃん
2023年(令和5年)は、マイナンバーカードを使ってコンビニで別人の住民票が発行されたり、健康保険証に別人の情報が登録されていたり、公金授受講座で本人ではない講座が登録されているなどのトラブルが発生しました。マイナンバーカードを取得すると最大2万円のマイナポイントが付くという得点を付けたため、2022年(令和4年)4月に44%だった普及率が、2023年(令和5年)6月には74%と、急速に拡大したことが背景にあります。
これを受けて、8月に政府はマイナンバー情報総点検本部を設置し、情報の総点検に着手しました。12月12日に15,907件の情報の紐付け誤りがあるという点検結果を発表しました。
これらの情報は、自治体や関係機関の職員が氏名や生年月日、性別、住所などを基にマイナンバーや住民データを照会して紐付けを行っているのですが、氏名や住所に日本語特有の揺らぎがあることから、準備期間と投入人員が適正だったのか議論が残るところです。
2024年(令和6年)12月2日から、現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに健康保険証機能を統合する閣議決定しました。

生成AIが急速に普及し、著作権侵害に懸念

絵を描く人工知能のイラスト
生成AIとは、大量のデータを学習することで、画像や文章、音楽など多様な領域で独自に新しいコンテンツを生み出すことができるAI(人工知能)のことで、さまざまな課題を解決することが期待されます。
2023年(令和5年)は、さまざまな生成AIが登場し、ネットを賑わせました。
文化庁は、AIが生成するコンテンツに著作権があることを認める一方で、学習データにあたる著作物の著作権者が複製防止対策を講じているにもかかわらずAIが無断で機械学習した場合、著作権侵害になり得るとの考えを示し、無断学習に歯止めをかける方向に舵を切りました。

コンテンツの著作権者の実在性と信頼性を確認できる情報を紐づけるオリジネーター・プロファイル(Originator Profile)の開発も進んでいます。

消費税のインボイス制度開始

納税のイラスト
2023年(令和5年)10月1日からインボイス制度(適格請求書等保存方式)がはじまりました。
2019年(令和元年)10月の消費税増税の際に複数税率となり、仕入れと販売でかかる税率に差が生じるケースが発生したため、商品ごとの税額を明確にし、計算ミスや不正を防ぐために導入予定となっていた消費税の申告制度です。この猶予期間中に準備をしてきた事業者と、そうでない事業者(とくに個人事業主)の温度差があり、9月に入って一部で反対運動が起きるなどしました。

徳川宗家第19代当主

ホトトギスと徳川家康のイラスト
2023年(令和5年)1月29日に、江戸幕府初代将軍・徳川家康から続く徳川宗家の19代当主を徳川家廣 (とくがわ いえひろ) さん(57)が継ぐことになり、お披露目の儀式に当たる継宗儀 (けいそうのぎ) が、徳川家の菩提寺のある増上寺で行われた。
徳川宗家は、家康から15代慶喜まで江戸幕府将軍を務め、明治時代以降の16代家達 (いえさと) 、17代家正 (いえまさ) は公爵となり、貴族院議長などを歴任した。1963年(昭和38年)に18代当主を継いだ家廣さんの父、恒孝 (つねなり) さん(82)が高齢となり、2月1日をもって代替わりとなった。

広島でG7サミット開催

記念撮影に臨むG7首脳
記念撮影に臨むG7首脳
2023年(令和5年)5月19日から21日にかけ、広島でG7サミット(第49回先進国首脳会議)が開催されました。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国に加え、欧州理事会議長と欧州委員会委員長も参加し、世界経済、地域情勢、様々な地球規模課題について意見を交わしました。
最終日にはゼレンスキー・ウクライナ大統領を加え、ウクライナ問題について討議しました。
G7首脳は、広島平和記念資料館(原爆資料館)で記帳を行い厳島神社を参詣しました。
首脳宣言には、核兵器の軍縮・不拡散、食糧の安全保障、世界経済の回復促進と金融安定、クリーン・エネルギー経済への移行推進などを盛り込みました。

各地でクマ被害、死傷者過去最多

熊に遭遇した人のイラスト
2023年(令和5年)は、全国各地でクマに襲われる被害が相次ぎ、4月から10月の被害者は17道府県の160人に上り、国が統計を取り始めて以降、最も多かった3年前の年間158人を上回る被害となりました。うち死者が5人となっています。
餌となるドングリなどの不作に加え、狩猟をする人が減り、人里では耕作放棄地が増えてクマが生活しやすい環境に変わってきている影響があるとみられています。

被害者が52人で全体の3分の1を占めている秋田県ではクマの駆除を行いましたが、「お前も死んでしまえ」などと抗議の電話が殺到しました。

物故者

水島新司
享年82歳。漫画家。「ドカベン」「あぶさん」の作者。
高橋幸宏
享年70歳。ミュージシャン。すごいドラマー。「おそ松さん」の第2期エンディングのメロディラインが懐かしい。
貴家堂子
享年87歳。声優。タラちゃん、アクビちゃん、ハジメちゃん‥‥特徴のある声が記憶に残ります。
松本零士
享年85歳。漫画家。「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」‥‥銀河を飛び出したスケールの大きな物語にワクワクさせられた。
笑福亭笑瓶
享年66歳。落語家、タレント。
大川隆法
享年66歳。宗教家、思想家、作家。
大江健三郎
享年88歳。小説家。
飯塚昭三
享年89歳。声優。アニメ草創期から活躍しており、最近見た『プラネテス』でひょうきんな星野ゴローを演じ、『七つの大罪』では分厚い魔人を演じられ‥‥。
陳建一
享年67歳。中華料理の料理人・調理師・料理研究家。「料理の鉄人」を見ていた。経営者としても大した方だった。
団時朗
享年74歳。俳優。「返ってきたウルトラマン」の甘いマスクは本当の宇宙人のようでした。
アンディ・グローブ
享年79歳。アメリカの実業家。ムーアの法則は永遠不滅。
ジェイコブ・ジヴ
享年91歳。イスラエルの電気工学者。LZ77は50年前の技術だが、いまもお世話になっています。
坂本龍一
享年71歳。ミュージシャン。とくにYAMAHA DX7を使っていた時に学ばせていただきました。
畑正憲
享年87歳。作家。ムツゴロウさんとして親しまれました。
高見のっぽ
享年88歳。俳優。あちらの世界で松島みのりさん、つかせのりこさんと語らうお姿を想像しながら、謹んでご冥福をお祈りいたします。
水口幸広
享年56歳。漫画家。「カオスだもんね!」が記憶に残ります。
外山雄三
享年92歳。指揮者・作曲家。
九里一平
享年83歳。漫画家、アニメ監督、アニメーションプロデューサー、キャラクターデザイナー。「ガッチャマン」はもちろん、「新造人間キャシャーン」「赤い光弾ジリオン」など、アメコミ調の作風が印象に残ります。
森村誠一
享年90歳。小説家。
寺沢武一
享年68歳。漫画家。製作にPC-98を導入し、ホームページ立ち上げも早かった。
土田よしこ
享年75歳。漫画家。
谷村新司
享年74歳。シンガー・ソングライター。🎤さらば昴よ~。
財津一郎
享年89歳。俳優、コメディアン、歌手。
もんたよしのり
享年72歳。歌手。
一城みゆ希
享年76歳。声優。ホウメイさん(機動戦艦ナデシコ)が記憶に残ります。
池央耿
享年83歳。翻訳家。『黒後家蜘蛛の会』『聖者の行進』『コンタクト』『ホーキング、自らを語る』、そして「巨人たちの星」シリーズなど多くの作品をありがとうございました。
北浜晴子
享年86歳。声優。あしゅら男爵が記憶に残ります。
酒見賢一
享年59歳。小説家。アニメ化された「雲のように風のように」(原作「後宮小説」)が記憶に残ります。
池田大作
享年95歳。宗教家、作家。
ヘンリー・キッシンジャー
享年100歳。アメリカの国際政治学者。
豊田有恒
享年85歳。作家、脚本家。多くのSF作家と交流があり、また多くのSF作家が育っていきました。
磯村尚徳
享年94歳。ジャーナリスト、ニュースキャスター。「ニュースセンター9時」のおかげでTVニュースを見るようになり、『ちょっとキザですが』を読んで、その後のプレゼン手法に活かしています。
(この項おわり)
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