特急「ゆふいんの森」はビュッフェがあるJR唯一の列車

2016年3月16日　由布院駅　写真：こぱふぅ

特急「ゆふいんの森」は、博多～由布院間を結ぶJR九州の特急である。

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2016年3月16日　由布院駅　写真：こぱふぅ

ゆふいんの森として運行しているキハ72系は、全面緑色で丸みを帯びたユニークな気動車である。1999年（平成11年）デビュー。最高速度は120km/h。

2008年（平成20年）7月現在、夜行列車を除くJR全列車の中で、ビュッフェの営業がある唯一の列車である。淹れたてのコーヒーを飲むことができるということで注文したのだが‥‥。

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2008年7月28日　博多駅　写真：こぱふぅ

駅と温泉の名前は「由布院」であるが、地名は「湯布院」である。1955年（昭和30年）、湯平村が由布院町に吸収された際、元の地名を残す意味で「湯布院町」に改名されたという背景がある。
ところが、2005年（平成17年）10月1日、挾間町・庄内町と合併し由布市となり、湯布院の名前は消滅してしまった。

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2016年3月16日　久留米駅　写真：こぱふぅ

初代ゆふいんの森は、1989年（昭和64年）、キハ71系でデビューした。その年のグッドデザイン賞を受賞している。

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2008年7月28日　博多駅　写真：こぱふぅ

1992年（平成4年）、キハ183系を改造した「ゆふいんの森II世」が登場するが、初代に比べて少々地味だったためか、1999年（平成11年）にキハ72系のデビューとともに引退した。
キハ72系は、3代目の車両であることから「ゆふいんの森III世」、「三代目ゆふいんの森」、「新ゆふいんの森」と呼ばれる。

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