
撮像素子

撮像素子は 1.0型で、キヤノン初の積層型CMOSセンサーである。
積層型は、画素領域と回路領域を独立したチップとして形成させ、画素領域は高画質化に、回路領域は高機能化に特化することができる。
積層型は、画素領域と回路領域を独立したチップとして形成させ、画素領域は高画質化に、回路領域は高機能化に特化することができる。

サイズ | 幅(mm) | 縦(mm) |
---|---|---|
35mmフルサイズ | 35.9 | 23.9 |
APS-C | 22.3 | 14.9 |
マイクロフォーサーズ (4/3インチ) |
17.3 | 13.0 |
1インチ | 12.7 | 9.5 |
一般的なスマホ (2/3インチ) |
8.8 | 6.6 |
画像処理プロセッサー「DIGIC 8」

画像処理プロセッサーは2018年(平成30年)に登場した「DIGIC 8」を搭載する。一眼レフに搭載している DIGIC X に比べると旧世代になるが、コンパクトデジカメの中では最上位のプロセッサーである。
低ノイズ化や強力な手ブレ補正はもちろん、積層型センサーとの相乗効果により、連続撮影性能と動画性能の向上を実現した。
低ノイズ化や強力な手ブレ補正はもちろん、積層型センサーとの相乗効果により、連続撮影性能と動画性能の向上を実現した。

RAWバーストモード時に最高約30.0コマ/秒の連続撮影や、クロップなしフル画角の4K動画を撮影できる。また、ノイズ処理も向上しており、常用ISO125~12,800と、内蔵ストロボに頼らず夜景や室内を自然な感じで撮影できる。
撮影モード

撮影モードが豊富で、これらを設定するためのダイヤルが2段重ねになっている。
すべておまかせの AUTO、プログラムAEの P、シャッター速度優先の Tv、絞り優先の Av はお馴染みだが、スペシャルシーンモード SCN として、星空モード、自分撮り、ポートレート、美肌、流し撮り、料理、手持ち夜景、HDR逆光補正、打ち上げ花火、パノラマショットなど13種類を用意している。
すべておまかせの AUTO、プログラムAEの P、シャッター速度優先の Tv、絞り優先の Av はお馴染みだが、スペシャルシーンモード SCN として、星空モード、自分撮り、ポートレート、美肌、流し撮り、料理、手持ち夜景、HDR逆光補正、打ち上げ花火、パノラマショットなど13種類を用意している。
また、油彩調、ビンテージ調、ジオラマ風などの効果を付けるクリエイティブフィルターも搭載する。
マニュアルモード M では、シャッター速度、絞り、ISO感度を手動設定できる。また、フォーカスも手動に変更できる。

シャッター速度は1/2000秒までで、それでも足りなければ NDフィルターで3段分減光できる。電子シャッターに切り替えれば1/25600秒という超高速シャッターを切ることができる。

4K動画やフルHD動画を撮ることができる。
マニュアルモード M では、シャッター速度、絞り、ISO感度を手動設定できる。また、フォーカスも手動に変更できる。

シャッター速度は1/2000秒までで、それでも足りなければ NDフィルターで3段分減光できる。電子シャッターに切り替えれば1/25600秒という超高速シャッターを切ることができる。

4K動画やフルHD動画を撮ることができる。
主なスペック
項目 | 仕様 | コメント |
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撮像素子 | 1.0型 積層型CMOS 有効画素数 約2010万 |
|
焦点距離 | 8.8~44.0mm | 35ミリ判換算で24~120mm |
レンズ構成 | 11群13枚 | 両面非球面UAレンズ3枚、片面非球面レンズ1枚、UDレンズ1枚 |
撮影距離 | オート:5cm~∞(W)/20cm~∞(T) マクロ:5cm~50cm(W) |
|
シャッター速度 | 1/2000~1秒,バルブ | |
NDフィルター | 減光3段分 | |
モニター | 3.0型,約104万ドット | チルト式,タッチパネル |
電子ビューファインダー | 約236万ドット | ポップアップ式 |
測光方式 | 評価,中央部重点平均,スポット | |
露出補正 | 1/3、1/2段ステップ±3段 | |
常用ISO感度 | ISO100~12800 | |
撮影モード | C、M、Av、Tv、P、プラスムービーオート、オート、SCN(星空タイムラプス動画、星空軌跡、星空ポートレート、星空夜景、自分撮り、ポートレート、美肌、流し撮り、料理、手持ち夜景、HDR逆光補正、打ち上げ花火、パノラマショット)、クリエイティブフィルター(HDR絵画調標準、HDRグラフィック調、HDR油彩調、HDRビンテージ調、魚眼風、ジオラマ風、トイカメラ風、ソフトフォーカス、水彩風、ラフモノクロ、背景ぼかし、油彩風) [動画撮影]スタンダード、ビデオスナップ、マニュアル、HDR動画、タイムラプス動画 |
|
光学手ブレ補正 | マルチシーンIS | 補正効果(静止画IS時):4.0段 |
連続撮影速度 | 最高約30.0コマ/秒 | 最大約70枚まで |
内蔵ストロボ | 約50cm~約7.5m(W)、約50cm~約4.5m(T) | |
静止画記録 | 最大解像度 5,472×3,648ピクセル 記録方式 JPEG, RAW(14bit) |
JPEGとRAWの同時保存可能 |
動画記録 | 最大 4K UHD(29.97fps) 約120Mbps 記録方式 MP4 音声 AAC-LC(ステレオマイク内蔵) |
|
記録メディア | SD/SDHC/SDXCカード UHS-I対応 |
|
インターフェース | USB Type-C,HDMI端子/td> | |
Wi-Fi | ||
Bluetooth | Version 4.1準拠 | |
本体サイズ | (W)110.9×(H)60.4×(D)46.0mm | |
本体重量 | 約340グラム(バッテリ、メモリを含む) |
参考サイト
- Canon PowerShot G5 X MarkII:キヤノン
- ミラーレス一眼レフカメラ「EOS R10」で機動力アップ:ぱふぅ家のホームページ
- デジタル一眼レフカメラ「EOS 6D」:ぱふぅ家のホームページ
- デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ7」:ぱふぅ家のホームページ
- デジタルカメラ「PowerShot A530」:ぱふぅ家のホームページ
- デジタルカメラ「DS-7」:ぱふぅ家のホームページ
- 銀塩一眼レフカメラ「PENTAX MX」:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)
F1.8~2.8の明るさで焦点距離(35ミリ判換算)24~120ミリの光学5倍ズームを実現している。写真は望遠側にしたときだが、レンズがそれほど突出せず、いい感じである。